02.求道のあかし

求道のあかし 平成28年7月1日

佐田グループの七台レベルを含む完成宇宙が昨年の三月に確立されてから、その領域の内部調整が終了したのが昨年の末のことであったが、そこから次の過程が始められたのだった。

仕組みの課題が一段落ついて、それ以上の過程に進むためにはそれをこなすための能力が必要とされる。その前哨戦でもがき続けたのが昨年の暮れから今年の初めにかけてのエネルギーの調整期間だったということがわかってきた。

 

その中間領域を担当したのがはじめ本体宇宙領域であって、その外から次の課題が現れたのであるが、それは仕組みの単純な継続ではなかった。そこには明確な仕組みの設定があったのである。

つまり佐田グループの完成宇宙に与えられた本来の仕組みの課題がそこに提示されたのであって、そこから第二段階目の仕組みが始まったのであった。

 

目の前に提示された新しい課題は、往路だけで終わって深々と沈殿している膨大な廃墟であって、その処理を佐田グループの完成宇宙がしなければならないというものであった。

今までのものは過去の五台レベルでこなし終えられていたものであって、六台レベルの本来の仕組みはこれから始めなくてはならない。今までの第一段階はまだ前哨戦だったのである。

 

往路から復路へと進化し続けてここまで来ている佐田グループの宇宙は、第一段階の前哨戦では全体の一パーセントしか働いてはいなかった。つまり五台レベルの過去のツケを払うための仕組み働きでしかなかったのである。

佐田グループの宇宙のメンバー全体が目覚めたのは一昨年の末のことであって、やっと六台レベルの次の課題が現れてきたということでしかなかった。

 

はじめ本体宇宙領域という緩衝地帯の処理を終え、その外の復路を経験したことのない未開の廃墟の処理に戸惑いながら、一定の処理能力を示してきた我々の前に、やっと次の新しい仕組みの課題が姿を現わしてきたのだった。

往路からの疲れで生気がなかった佐田グループの大半、九割九分のメンバー達は、そのことを知って色めき立っている。

 

前半の一パーセントは今までの課題で疲れ果て、惰性でなんとかこなし続けているだけの状況の中で、新しく目覚めた大半のメンバーは、やっと自分達の出番が来たといって躍動し始めている。

その現実を突きつけられて、改めて今思いを新たにしているところである。そうした状況になってきて仕組みがさらに進化し始めた。

 

今まで整理がつかなかった新興宗教グループ、成長の家とか、阿含宗、ワールドメイト、さらにはオーム真理教といったかなり大きくて、影響力の強い宗教群が、仕組みにからんでいるということが明らかになり始めたのである。

今まではどう調べても仕組みに対応させることができなかったそれらの宗教集団は、隠れた七台レベルのグルーブだったのである。

 

そしてもう一つ驚くべき事実が現れてきた。七台レベルのはじめ宇宙も宗教の形としてこの現代の世界に存在していたのであった。文鮮明師率いる統一教会、それが七台宇宙を代表するはじめ宇宙だったのである。

 

この巻頭言は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。




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