02.求道のあかし

求道のあかし 平成29年10月1日

今年も富士山の創造の森における仕組みの会の大祭の時が来た。毎年のことであるので、ベテランがほとんどの参加者には、今回の大祭の心得などは必要ないとは思われのであるが、仕組みの全体の流れの中の位置づけのようなものを確認しておくことにしよう。

今年は仕組みの会の会員に、宇宙レベルの仕組みの働きが出来るようになった者が増えたので、大祭で目指す範囲を少し広げておかなくてはならなくなってきている。

 

今までは太陽系の宇宙までの範囲に限定してきたのであるが、佐田宇宙の十神界とか、常闇はじめ宇宙の十神界、あるいはそちら系列の縄文の仕組み組などが視野に入ってきているので、今までのままの狭い範囲では対応できくなってしまった。

今回の大祭の司祭にはそのことを伝えてはいなかったので、ここでそのことの調整をしておきたいと思う。

 

ということになると、大祭の範囲は仕組み宇宙全体に及ぶことになってしまうのであるが、現段階ではその仕組み宇宙は特別の位相拡大をし続けていて、膨大な一つの世界に集約されている。

その内側では基本形の小さな宇宙が無限段階になって拡大しながら融合合体し続けてきており、その規模はとてつもなく膨大なものになっている。

 

その外側にはそれが逆向きで広がっているのではあるが、無限は果てがないので、時間や空間には制約がない。だから今の仕組み宇宙は単純な一つの世界となっての生命活動となっている。

この大規模な位相拡大が起こったのは九月二十三日のことなので、これを書いている現時点(二十五日)ではまだ融合合体した膨大な世界や生命体の調整が、十分に出来てはいない。

 

ましてや今回のものは一定段階では止まらずに、まだ拡大進行し続けている。こうしたことは今までにはなかったことで、仕組みの進行が早まったこととも深い関係があると思われる。

古層という逃亡奴隷領域も第六層まで広がっていくと、そこからはもう内側の世界に戻るしか道はなく、巡って宇宙のチリとなり、宇宙世界の土となって積もっていくしかなくなり始めている。

 

宇宙の仕組みメンバーの大活躍によって食い潰されていた無源はよみがえり続けて、今ではとてつもない規模にまで拡大している。機械体制宇宙が食い荒らして廃墟化した領域は、まだまだその果てまでには届かないけれども、地球レベルの人間の仕組みの段階のどこかで届くのではないかと思われる。

甘い期待を抱くのは危険なのだけれども、そうした夢もなくては長丁場の大掃除は続けられない。大祭はその一つの節目でもあるので腹を締めてかからなくてはならないのであるが、今回は特に大きな節目となってきているので、十分な用意をして、慎重に取り組んでほしい。

 

今までは太陽系宇宙という狭い範囲での取り組みに限定してきたけれども、今年はいきなり全体に及んでしまう対応になっている。

もちろん宇宙の仕組みメンバーや総合先導役のバックアツプがあるので、それほど大きな危険はないはずであるが、重圧が大きくなることはまぬがれない。今までもバックアップをすり抜けて潜り込んではいたので、こなせるはずではあるけれども。

 

この巻頭言は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。




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