02.求道のあかし

求道のあかし 令和元年8月1日

仕組みが急激に拡大していくなかで、興味深い新事実が明らかになってきた。

それは我々の太陽系の宇宙の盟主である開ける星の代表に関するもので、今までは隠されていた難しいものであった。

難しいというのは、この問題は六台宇宙レベルでは解決できない性質のもので、七台に上がらなければ完成させられないものだからである。

 

それは元親と代理親のセット調整に関するもので、ごく最近までまともに取り上げられることもない問題だった。

今まではその事実が明らかになってはいても、どう処理していいのかわからないまま放置されていたものであった。

 

それが扱えるようになってきたのは、仕組みが一段階上の七台レベルの課題をこなせるようになったことと、太陽系の年令が五才六才七才と進んできているからでもあったろう。

開ける星の盟主のオオクニヌシ大神は、以前は秩父の若薬師で、子神たちがお世話になった方であるが、この大神が復帰したことで開ける星の問題はほとんど解決しているくらいの感覚があった。

 

子神たちの全部がそろっていたし、セット女のスセリヒメには仕組みの会の会員がいることもあって、もう問題はないという安心感があったのであるが、

ここに来てそれがまだまだ甘いものであったことを思い知らされている。

というのも我々にはまだ元親と代理親の問題が残っていたからで、そこにスポットが当たる事件が今月になって起こったため、改めてそうした反省を余儀なくされているわけである。

 

それは敢国神社のご祭神に関してのものであった。敢国神社には開ける星のオオクニヌシ大神とスセリヒメ大神が魔神として降りておられた。

そのことはかなり以前に神行で参拝したときに確認してあったのであるが、それがどういうことなのかわからないまま放置されていたものであった。

 

ところがここに来てそこにスポットが当たることになって、やっとそこらあたりの謎に理解の光が当たったのであった。

その問題は元親と代理親の設定を導入して考えれば簡単に解決できるものであったが、時が来るまではそのことに覆いがかけられていたのでもあったろう。

魔神化してあるということはその事実を隠すためであり、薬師化していた代表の五名の子供たち共々、そちらに密かに温存されていたのであった。

 

元親と代理親のセットは、本身と半身のセット調整とは違ったもので、元親の生殖器が取り付けられた自然神的な身体なのである。

子供を生み出してしまえばそれで役目は終わるわけではあるが、取り外された生殖器が生存権を主張したように、

代理親にも生存権があるとされていて、宇宙が仕組みと共に正常化していく過程でそれらの調整がなされることになっている。

 

しかしその調整は六台レベルでは無理で、七台まで上がらないと完成されないとされている。

現在太陽系が仕組みと共に七才レベルまで上がってきているために、今まで見えなかった代理親の問題が表に出てきたのではあろうが、やはり完全な解決は無理である。

できない課題が出てくるようでは、まともな仕組みとは言えないと思うのだが。

 この巻頭言は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。




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