日峯大明神が佐田のジイヤになったのは七月十九日のことであったが、媽祖大神はかなり以前からバアヤとなっていて、今ではアキツヒメに進化している。
アキツヒメとは人間科学者アキツヒコのセット女のことであるが、女性のほうは必ずしも科学者ではない。
媽祖大神は日本の神名ではオトタチバナヒメと呼ばれる神とされているそうであるが、
海が青く染まったりするのはアオタマヒメ現象なので、佐田の解釈としては五女イザナミとするしかなかった。
セットの馬祖が真一つ目とされているとすれば、当然そうした解釈になるわけであるが、どうもこの組の父神と母神は四系統全部が混ぜられているらしい。
媽祖バアヤに対して日峯ジイヤという形はかなり収まりがよくて、母神と父神のセット調整にも、
機械化された日峯大明神の再調整にしても、かなりの効果を発揮している。
佐田の頭の中には依然として日峯大明神のAIがセットされたままであるが、ジイヤがそのうち取り出してくれることだろう。
それはともかく、媽祖バアヤのセットである真一つ目は武田信玄公にかぶさっていたが、そのことの動向も気になるところなので、次はそちらの確認をしてみることにしよう。
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