夏目鏡子さんに関しては、興味深い新事実が現れてきている。
彼女を日本のクサンチッペ、つまり悪女の代表として悪罵していた寺田寅彦、彼は夏目漱石の側近といった立場の科学者であったそうであるが、実はその彼が当の夏目鏡子さんのセット夫だった、という驚くべき事実が判明したのである。
これには両者とも唖然とした状態となり、一時休戦という感じになり、確認作業が始められたということであった。
夏目鏡子さんはスセリヒメ系、そのセット夫ということになるとオオクニヌシ系になるわけであるが、彼は科学者とされている。
科学者のすべてが父神系であるわけはないので、オオクニヌシの科学者でもいいのであるが、どこかバランスが悪い。
この事実が判明してから急遽彼は心を入れ替えたらしく、現段階では神界コースの七合目までは行っているとのこと。
以前は科学者コースでうだつが上がらない感じであったし、夏目漱石氏が神格化して上って行くことに関しても、批判的だったように思われた。
こうして書き出すことによって彼にも刺激があるようで、少しずつ変化している気配がうかがわれる。
ただし、ここに来て鵺(ぬえ)が躍動し始めているので、そのあおりを受けて縄文組だけではなく、みんなが混乱している状態ではあるが‥‥。