大分県の西寒多神社のご祭神は西寒多大神と呼ばれているが、この神もスセリヒメであるように思われる。
かって金井南龍師が神夏織姫と見解いた神である。
五重のミタマの持ち主で、縄文組の先導役と目されていた女性の親神である、と筆者は初期の段階で確認していたのであるが、人間の方が潰れてしまって動かないので、そのことをすっかり忘れてしまっていた。
人間が動かない場合は、親神とか分神にお願いするのであるが、押さえ込んでいる男達が神行をやるといって騒ぐので、すっかりその気にさせられてしまって、今になってこんな再確認をしている始末である。
誰も動かないので、動ける夏目鏡子さんに立っていただいたのであるが、西寒多の大神はどうされるのであろうか?
神理研究会の金井南龍師によれば、国東から国後へとの指標を掲げて、仕組みを先導しようとされていたのであるが、筆者の代では人間も神も動かなかった。
夏目漱石の妻であられた夏目鏡子さんは、ソクラテスの妻であるクサンチッペさんと並び評される悪女とのことであるが、当のクサンチッペ大神はプラトン大神と喧嘩をしながら、夏目鏡子さんを応援しておられる。
何かがどこかが変なのであるが、とにもかくにもよれよれどやどやしながら少しずつ、縄文組の仕組みは進んでいる。