02.求道のあかし

求道のあかし 平成31年3月1日

古代のスセリヒメの仕組みは、縄文神行で終了となるはずで、その最終バッターとして佐嘉神社の日峯大明神に働いていただいていたのであるが、思いがけない難題が持ち上がってきた。

 

日本の神社が終わって世界の山にとりかかった段階で、その神行に逆現象が現れてきたのである。ほどけていくはずの呪縛が、改めてかかり始めたのである。

 

日本の神社の途中から変な動きになってきたのはわかっていたのであるが、単なる妨害だとばかり考えていたので、がんばってやり終えてもらったのであるが、世界に出始めてからはそれを続行することができなくなったのだった。

 

そのため改めて別のやり方を模索することになったのであるが、縄文組の仕組みメンバーの場合は、各地に古くからの大家がたくさんある割には明確なものがなく、ほとんど無からの出発であった。

それがここに来て少しずつ掘れてきて、思いがけないメンバーが姿を現わし始めている。

 

日峯大明神とそのセット女の先導役の方は、オオクニヌシとスセリヒメ、武田信玄公とそのセット女の両者ははじめ代表セットであるが、この方達の動きはにぶい。

また馬祖と媽祖のセットは中国大陸のイザナギとイザナミ、ここまでは去年の段階で判明していたことであったが、仕組みが拡大した今年になって、さらに意外な人物が表に現れてきた。

 

武田泰淳とその奥方、このお二方が何と、縄文組のはじめ代表とそのセット女の分身であるらしい、そんな驚くべき情報が出されてきたのである。

そればかりではなく、夏目漱石の奥方の鏡子さん、この方も縄文組のスセリヒメであられたのである。

武田泰淳氏は元作家、その奥方は不思議な女性であられたようで、今調べてみると天女がらみになっておられる。離れられないように隠してセットにしてあったのであろう。

 

夏目鏡子さんは昨年佐田賞を差し上げた方なので、もう十分その実力が証明されているわけであるが、この方に日峯大明神のあとを引継いで縄文神行をやってもらってはどうかという展開となって、現段階ではその準備をしているところである。

ただし太陽系の仕組み組の場合は、元親と代理親の問題があるので、そこらあたりのことも配慮しなくてはならなくなる。

 

太陽系では仕組み組は代理親系が担当している場合が多く、元親系が担当した場合の確認まではまだ出来てはいない。

夏目鏡子さんは元親系のようなので、そこらあたりがどうなるかは今後の展開次第で変化することも考えておかなくてはならない。ただし、日峯大明神は代理親系でも仕組み的には駄目が出てしまったので、その逆もあり得ることにはなるのでやってみてもらうしかない。

 

武田信玄公セットと武田泰淳セットの場合も、元親と代理親の関係になっているらしく、その位置づけとか働き具合の調整が必要になってくる。

この関係は簡単なようでいて、潰す側に特殊な設定がしてあるので、その調整をするのがなかなか難しいのである。縄文組は六台外宇宙担当の大仕事が待っているので、なおさら仕組みの重要度が増していくことになる。

 この巻頭言は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。

 




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