八月八日の土曜日、仕組みの戦士として大成した岡田以蔵大神に佐田賞が授与された。岡田以蔵という方は、人切り以蔵と恐れられた土佐出身の勤皇の志士である。
この方のことは仕組みの戦士として、宇宙革命に参加してもらった時に、いろいろ紹介したので、覚えている読者もいることと思う。
赤城山の処刑場で働いてもらうことから始まった仕事は、実力に伴って次第に役割が大きくなって、現在では佐田グループの完成宇宙の仕組みの戦士の総帥の地位にまで高まっている。
今回の受賞は正統派の世界を守るための宇宙軍を創設することに成功した功績に対してのものである。
佐田賞は岡田以蔵大神のみと思っていたところ、呼びかけに応じて五千億の完成宇宙全体に、佐田体制擁遷のための宇宙軍が創設されたとのことで、五百名の受賞資格者があるとされ、それをまとめての授与式となったのであった。
最近の佐田賞は規模が大きくなってしまって、佐田に近い方々だけではすまなくなってしまっている。
それだけ佐田体制の完成度が高まってきたということなのだろうけれども、賞の権威もうなぎのぼりにのぼっているとのことで、 うれしいのやら驚かされるのやら、その費用も大変である。もちろんそれくらいは軽くこなせてはいるけれども。
宇宙軍の総帥方の授賞式ともなると、一般の方々のものとは違って、とても華やかなものとなるらしく、三日三晩の祝賀行事も大変なものであったらしい。
戦士方の祝賀会で手薄になる隙を突かれるのではないかと心配していたのであるが、そこらあたりの手配も万全で、祝賀会の期間中にも仕組みは激しく進行していった。まるでそれを祝っているかのように。
人切り以蔵という方は、無学文盲とされていて、恐ろしい殺人鬼かと思わされていたのであるが、本来は生粋の正統派で、そのために不遇な生き方を強いられていたと思われる。
こちらと接触することで、仕組みに目覚めてからの成長進化は目覚しいもので、まさかここまで大成されるとは思ってもみないことであった。
昇り詰めてしまったあとのこれからが心配であるが、それはそれとして、今はその働きに対して報いて差し上げることができて、こちらも大満足しているところである。