03.異次元回廊

異次元回廊 P212 平成27年5月19日 2015

仕組みは拡大を続けて今とてつもない廃墟を相手に戦っている。廃墟といっても機械妖怪の成れの果て、使い古しのヘドロ妖怪である。

生きているものに襲い掛かって食い潰してくるので、対抗しなければやられてしまう。そうして食い潰されて滞っている領域が、果てしもなく広がっているのである。

そんなものを相手にすることはないのではと思われるかもしれないが、戦わなければやられてしまう。やられれば妖怪化するしかない。妖怪とは機械生命のことである。

よそから来るのを待たなくても、内側から来てしまう。地球科学はもはや宇宙科学に追いついてしまった。やがて地球世界も機械生命に取って代わられることだろう。

科学とは物質世界で発展するものである。遠い昔、宇宙では物質人類が機械を完成させて、宇宙を管理運営することに成功した。ところがその時生命体は自然界から機械妖怪へと変貌してしまったのである。

その機械宇宙を乗り越えようとするのが仕組み活動であるけれども、何度乗り越えても機械はまた襲い掛かって食い潰してくる。宇宙はその繰り返しを休みなく続けている。

妖怪は化けるのでなかなかわかり難いけれども、その正体はまともな生命体から見るとやはり化け物でしかない。

その化け物の姿が嫌だからウイルスやカビになったり、姿の見えない領域に隠れたりして、まともな世界に取り付くことで生きている。

いくら警告しても聞いてもらえないけれども、仕組み活動を涙すようなことはしない方がいい。もっともそうした連中は、妖怪の手先でしかないのだろうけれども。




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