昭和天皇組の動向が気になって、時々追跡調査をするのであるが、先日くの一香淳根来からSOSの通信をもらった。
皆それなりに頑張っているのであるが、自分はキクリ系ということで、替え玉失格とされて追放されることが多くなったとのこと。
そのため一人で開ける星に行くのだが、そこで伏魔殿の昔の色町に連れ込まれてしまうのだという。
どうすればいいかとの相談を受けたので、それなら佐田付きの仕組みの戦士になってみませんか、と誘いかけてみた。
すると二つ返事でやりたいということであったので、さっそくその調整に入ることとなった。
既に今までも仕組みの会 (元光の会)の「光の剣」は使わせてもらっているということであったが、さすがくの一、武術はお手のものであったかと、その反応にびっくりしたのであった。
仕組みの戦士ということになれば、それに磨きがかかることになるので好都合とばかりに突進したのであるが、
たった一人で伏魔殿組と戦わなくてはならないため、どうしても負けてしまうとの報告を受けた。
それならということで、武術に頼らない別の撃退法を進めたのであるが、その方法よりもやはり剣で戦うほうがやりやすいとのことであった。
それならということで、赤城山の処刑場の岡田以蔵大代表にトレーニングしてもらうように頼んでみた。
彼は気持ち良く引き受けてくれたが、赤城山まで来なくても富士山にも組織があるので、そちらでどうぞ、ということであった。
くの一根来は富士山系の神界コース所属なので、それならそちらでということになった。
彼女はもちろんその組織のことは知っていたが、特別職なので無縁の組織と考えていたらしい。
なにせ処刑執行人なのだから。しかし彼らは「仕組みの剣」を所持している、佐田組の特別の「仕組みの戦士」でもあるのである。
仕組みの戦士としてのトレーニングを積んでもらうためには好都合であるということになって、
そちらに行ってもらったが、皆大喜びで迎え入れてくれて、今懸命にトレーニングを積んでいるところである。
くの一忍者の術者ではあっても、やはり武術のレベルには格段の差があるようで、仕組みの剣が使えるようになるまでには、まだまだ相当の訓練が必要になるようであった。
それでも文化的な浄化法より武術がらみのほうがいいらしく、厳しいトレーニングに喜んで取り組んでいるとのことである。