03.異次元回廊

異次元回廊 P208 平成27年4月14日 2015

完成宇宙に到達して一段落がついたのも束の間、果てのない廃墟宇宙の大掃除の仕組みは、どんどん成長していくかのごとく拡大し続けていく。

あまりにもその速度が速いので、埋め漬される危険が出てきたため、一定領域で仕組みの進行に歯止めをかけることにした。それでも外からは廃墟宇宙が崩れるようにしてなだれ込んでくる。

一定領域に限って取り組むやり方は、総合先導役佐田独特のもので、よその宇宙にはないものであるらしかった。

かなり効果の高いやり方なので、よそにも取り入れられて仕組みはさらに発展していくことになっている。

そのやり方とは、中心球の一極で拡大する形のものではなく、新しい仕組み宇宙をたくさん生み出して、みんなで古い宇宙の底上げをする性質のものである。

今までの古い方式で行き詰っていた仕組みの流れは、このことでまた新たな相貌を表わし始めたのであるが、そのなかの一つに、佐田の元にいた子神たちのうちのスーくん、御嶽山からやってきたスサノヲ大神の本体現出があった。

このスサノヲ大神はその位置づけがわからないまま、ウロウロしている感じであるらしかったが、今回妙なことからその正体が現れることになった。

この神はスサノヲではなく、スサノヲかぶりのコトシロヌシだったのである。

太陽系は元恒星で、その時にコトシロヌシの神の仕組みが取り組まれたのであるが、スーくんはそのなかの第三世代の現地系の先導役であったらしい。

この元恒星の仕組みの先導役は、元宇宙の盟主であるコトシロヌシ大神で代表されてしまっていて、そのほかに五世代の先導役があることなど考えられもしなかった。

しかしここでは、人類に引き継ぐための太陽系を作り上げるための、 特別の設定がなされているのであろう。

恒星の神の世界から、物質人間の世界へと世界が降りていく過程での、宇宙エネルギーの必然的な変容が仕組みとして設定されていると考えられる。

往路と復路の宇宙の流れ、その宇宙運営の奥深い領域に関しては、まだまだ現時点では解明できないと思われる。

それはおそらく佐田総合先導役が最終段階の七台宇宙に上がって、新体制宇宙を完成させるまでは、感じ取れないものなのではあるまいか。そうしたことを考えさせるに十分なスーくんの変貌であった。




-03.異次元回廊
-, ,