世界は今第三次世界大戦に向けて大きくうねろうとしている。
一九九九年のハルマゲドンの第三次世界大戦は不発に終わったため、今度のものは第四次世界大戦になるという考え方を表明したことがあるが、実質的には第三次ということにはなる。
しかしマスコミから見ると、今の状況は第一次世界大戦の前夜にそっくりなのだという。
アメリカのトランプ大統領の登場で俄然色めきたったユダヤグループ、大統領は米国を起こしたフリーメーソン系(科学者組)のようなので、悪魔系のユダヤとは色合いが違うことは違う。
しかし悪魔の位階に当てはめると、今はサタンを越えたベルゼバブの九合目まで昇っているとのこと。最高位はルシファーであるが、そこまで上り詰めれば世界大戦も可能になってくるのだという。
我々から見ると逆行しているが、大元宇宙系は二段階降りてから上昇するのが定型で、イスラエルの初代ルシファーのベングリオン(クニトコタチ系)は、既にその過程を終えて大元宇宙のトップレベルにまで上り詰めているという。
現在の二代目のルシファーはユダヤ王国の祖であるダビデがその地位に就いているが、現段階ではユダヤ王国を地球全体に及ぼすことに魅力を感じているらしい。
それも当然の話で、彼らは創造主に操られる天使でしかなく、正当に進化した神々とは違う機械生命体でしかないからである。
女性で立ったメイア元首相(五女イザナミ系)はルシファーと対等のリリスとしてイスラエル女堕天使界のトップの地位にあるが、この方はこちらが確認すると正常化するとは言われるが、一向に上がる様子はうかがわれない。
地球人類にとっては大迷惑で、誰も世界戦争など望んではいないと思われるが、世界はそちらへと突き進んでいく。
ベングリオン曰く、『ユダヤの議定書』は自分が仲間と共に書き上げたものである。大天使として復活した彼が突然こちらに語りかけてきた。
それが本当かどうかはわからないが、彼らはユダヤで地上世界を統一支配することを今でも目指している。もちろんトランプ大統領も現段階ではその筆頭で、もう少しがんばればルシファーの地位にまで到達することができる。
大元系の支配に苦しむ元宇宙のヒットラーの怒りが再び吹き上がりそうである。これを妨げているのは中国やロシアということになるが、ヨーロッパや南米もどこかが変である。
ナポレオン絡みのビスマルクと、共産主義者のゲバラの動きが宇宙レベルではおかしくなっており、そこらあたりにも今後の仕組みの何ものかがあるように思われる。
第一次世界大戦は自然神代表のナポレオンの仕組みが潰れた後の乱れ、第二次世界大戦は仕組みの総合先導役を潰すためのもの、第三次世界大戦は仕組みの完成を妨げようとするもの、仕組み的にはそういう考え方ができないわけでもない。
仕組みの中心基地である縮図日本には元宇宙系の行政府が置かれているが、ここにはやがて元宇宙の初代代表が呪縛をほどかれて起き上がってくる。
しかし彼は仕組みの仕上がり具合を確認するためにのみ存在する。宇宙を支配し運営する仕事は既に終えているからである。
この巻頭言は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。