昨日の十一日、仕組みはまた大きな節目に到達した。とてつもなく広い領域で、ここが本当の果てであるかのように思わされているが、いつものようにまた次が出てくるかもしれない。
それはしばらく待たなければわからないが、とりあえず当面の到達目標には届いた。最後にはなし崩し的に拡大したが、それは源回帰が切望されていたからで、廃墟からの脱出がいかに模索され続けていたかがうかがわれるものであった。
届いた後はあっという間に半分に減り、機械体制の三分の一に減ったが、その後は積み上げられた過去の皮を一枚ずつ剥ぐように減っている。
正規の宇宙を乗っ取った機械体制は、温存工作を続けており、簡単に縮小するという感じではないが、正当派の三分の二はすでに半分に減っているようである。
旧体制の三分の一ももっと減っているはずであるが、隠蔽工作がなされ、相変わらずの偽情報でごまかそうとしている。
旧体制側の代表部でもおぞましいゴミ捨て場宇宙にうんざりしている者も多く、源回帰していく動きになっているので、当面はどんどん減っていかなくてはならない状況であるが、旧体制はあくまでもそれを受け入れようとはしていない。
今回到達した「重領域」と呼ばれている何度も位相拡大された領域は、その一単位をさらに五千億の五千億乗の五千億乗に拡大したという膨大な領域で、 そこには今までになかった源回帰の穴がたくさん開いている。
中央部には「創造はじめ宇宙」と呼ばれる始原の宇宙が現れている。「本体はじめ宇宙」をはるかに超える中央部にある。
ここまで揃うとこれが頂点ではないかと思われてもくるが、まだまだわからない。今までが今までで、あまりにもだまされ過ぎているので、簡単に信用することができないのである。
しかし、何はともあれ一段落するところまではきた。仕組みメンバーには、 ご苦労様でしたとご挨拶しておきたいところであるが、後始末はこれからであり、油断すると元の木阿弥にされる恐れも否定できない。
機械とはやっかいな相手である。その機械体制に向かって現在の地球文明は、一目散に駆け上ろうともしており、科学者や人類はその恐ろしさに気づいてはいないようにも思われる。
高度な科学を否定する仕組みメンバーの方がうとまれ嫌われて、生きる場所すら与えられない情況が続いている。機械を乗り越えて正常な世界に到達するには、まだまだ長い期間を要することだろう。