続き
ノラ・フランメルが魔女と呼ばれる秘密結社のメンバーだったことが判明したのはその時であったが、彼女はゴールデンドーンの正会員であって、その組織で特訓をしている間に悪魔に取り付かれ、それとの戦いで自分の喉を絞めて自殺していたのであった。
しかし彼女に取り付いたのは同族の悪魔であって、フランメル商会のバックにはユダヤ組織が控えていたのであった。
彼女がエベレストの官吏として立ち、襲いかかる敵対勢力の処分をし始めたとき、 最初に処理されたのがフランメル商会の代表格の重要メンバーで、その首が真っ先に飛んだのだという。
その報告を受けてこちらは頭を洗われる思いで、まったくそのことに思い至らなかった自分のふがいなさを恥じたのであった。
フランメル商会は、長女を悪魔になったとののしって心理学者のフロイトなどに見せていたが、フロイトはその原因を見通すことができず、性的なものが奥に潜んでいる精神障害という診断をすることしかできなかったとのことであった。
そして彼女は精神病院に入れられて、そこで自決したのであった。佐田の診断で娘のノラが大元宇宙の女代表、ソロモンのセット女の分身であることが判明したときの衝撃は、フランメル商会全体に及んだという。