サッチャー夫妻 一
佐田がイスラエルの夢神行の代理を務め始めたとたんに、元英国首相のサッチャーさんとセットで夫のボリスさんが裏切ってしまった。そのことの内側の解説をしておこう。そのままの情報ではあまりにも不親切だからである。
サッチャー女史とボリス氏に関しては、大和と英国を股にかけての大活躍、既に解説済みであるのでここでは繰り返さない。
大和の仕組みのひと柱であったサッチャーさん、本体の金期気さんの出現を必ずしも受け入れておられたわけではなかった。
ほかの方々にも同様の思いがあることは当然考えられることであるが、快く同化しておられる方々があることも事実である。サッチャーさんは当初から同化を拒んでおられた。
実力者としては当然のことと同情しながらこちらは動向をうかがっていたわけであるが、佐田がイスラエルの夢神行を代行する段階になって、最終判断を余儀なくされたのであろう。
同化を拒絶する行為が裏切りとされて伏魔殿側に激しく引き回されることになってしまったのであった。
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サッチャー夫妻 二
それからあとのご夫妻の鮮やかな変貌ぶりを報告しなくてはならない。仕組みの総合先導役の立場のみではなく、イスラエルの夢神行を代行している身として、佐田を通さずに身を処すことはいかな女傑のサッチャー女史にもできないことであった。
その動向は常に佐田がらみにされて進行し続けて行ったが、まず佐田はご夫妻に最終判断の確認をすることになった。
大和の仕組みを貫いて金期気・始皇帝への同化を目指す意志があるかどうかの確認であった。それに対してご夫妻にはその意志がなく、サッチャー、ボリスとして独立することを望まれた。
その決意を受けて、総合先導役の大権を行使して、大和の仕組みのすべてを金期気・始皇帝に返上するようにと進言したのであった。
それに対してさすがのサッチャー女傑、ためらうことなく総返上をしてしまわれた。夫のボリス氏もしぶしぶそれに従うしかないのだった。
サッチャー夫妻 三
そのあとサッチャー夫妻は英国へ出向いて、首相時代の英王室との調整をしようとしているうちに、偽佐田ホーキングにたぶらかされ、賭け事に手を出して自分のすべてを失なってしまった。
そのツケを払うために底闇の佐田の流刑地まで降りて、重労働をすることでそれを解消するという展開になっていった。
ツケを払い終わって自分の星に上がって見ると、もうすべてが消えていて、別々の星の王として立っていた両者には何も残ってはいなかった。
しかし両者とも既にすべてを終えていて、惜しむということはないようであった。つまりやりたいことのすべてをやり終えていたということのようであった。
その確認をし終えたあと、両者はエベレストへ向かい、金期気・始皇帝との間の調整をしてみると、自分たちのものはすべて失われていることの再確認をすることになっていった。
そしてさらに佐田の元宇宙の奴隷監獄宮殿で最終チェックをし、佐田の流刑地ですべて清算をし終えると、完全な自由を得ることとなり、そこから最終段階へと進んでいったのだった。
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サッチャー夫妻 四
サッチャーご夫妻の目指すところは、エリザベス二世女王の見事な最後であった。
ご主人のほうはそこまでの思いはないようであったが、結局はセットの夫婦で全生命を全うすることが正しい選択であるという結論に到達され、揃って最終の美へと向かって行かれた。
そこまでのことができるということは、既に宇宙での思いをすべてやり終えておられて、完全無源回帰するしか道がなかったからでもある。
伏魔殿の廃墟体制はその選択を簡単には許しておらず、正統派を生かさず殺さず永遠にこき使う手法をとっているので、その目的を達成することは至難の業なのである。
生き終わってゴミ化するのは伏魔殿側では当たり前のことであるが、正統派の場合はゴミ化することも難しいのである。
その中でサッチャーご夫妻は、エリザベス二世が見事に成し遂げられたような栄光色を身にまとったままでの完全無源回帰を達成されたのであった。令和七年十二月七日(日)午前十時二十七分のことであった。
終わり