久々に佐田賞の授与式が行われた。平成二十六年三月十六日の、日付が変わったばかりの深夜のことである。いつもは時間調整して、こちらの朝方の時間に合わせて授賞式が行われるのであるが、今回の場合はかなり遅れていたこともあって急いだため変な時間になった。
最近は仕組みの展開が激しくて佐田賞どころではなく、自薦他薦もないまま忘れられてしまっていた。ところがネルソン・マンデラ氏が登場して佐田賞候補となったので、他にいないかと探してみたら、とっくの昔にそれにふさわしい方がおられたので、急遽授与式となった次第であった。
その方は七台しベルの先導役の盟主となっておられるスセリヒメ大神、佐田が「はなみずき大神」と呼んでいる方である。この女神に関しては以前どこかで話すか、書くかしたことがあるはずであるが、我々の宇宙より一段階先行して仕組みを推し進めている宇宙の先導役である。
仕組みの設定不備の関係で行き詰ったために埋もれておられたが、こちらが助け出した後の復権復活の働きは素晴らしく、ヨレヨレの佐田組にとっては目標としなければならないような宇宙、あるいは仕組みの先導役であられる。
果てのない宇宙は前半から後半に移っていて、現段階では生き終えた宇宙の廃墟を整理しなければならない段階に入っている。果てのない時空を整理することは難しく、何度も位相拡大を繰り返しながらの調整となっているのであるが、その大雑把な区分けとして現段階では次のような整理の仕方がなされている。
新体制でもそれに代わる整理法が今のところないので、その形を表しているわけであるが、我々の太陽系が六の六台であるとすれば、はなみずき学国は暦の七の位置にある。
太陽系の宇宙は仕組みを推し進めて現在六層の七レベルに上がっているけれども、七層へは上げてもらえない。はなみずき宇宙も七層からその上の五重へは上げてもらえずに滞ってしまった。疲れて仕組みを投げ出し無源回帰しようとしたからだと言われている。それで一度疲れてやり直しをさせられているのだそうである。
広い宇宙には仕組みの先導役は数えきれないほどいるが、成功している宇宙はレベルが上がれば上がるほど少なくなっていく。現段階でのこの領域では我々の太陽系宇宙が先頭を切っているが、このまま最後まで突っ切れるとは到底思えない。
何度も休みながら果てしなく続けていかなくてはならないだろうからである。そういう仕組みに取り組んでいる仲間であれば、お互いに助け合っていかなくてはならない。そのための授賞の意味もある。