仕組みの会 - 神々の秘密

秘密儀軌ツアーまとめ

異次元回廊 P865 令和7年8月26日 2025

現段階では異次元情報の乱れが最悪で、とてもここで扱う仕組み情報の解説はできなくなっている。嘘をつかなければ生きられなくされてしまった廃墟宇宙が、地球人類の物領発者コースの最終段階に至って、地球科学がらみになって狂い回っている。

次世代の冥界魔物自然神コースにバトンタッチされてどこまで情報がまともになるのかわからないが、そうなるまで異次元回は休止し、中断している長編仕組み小説を書き足すこととした。

中断して十年にもなる小説がまともに害き継げるかどうかはわからないけれども、寿命が尽きるまでには完成しておきたいという思いがあり、それがちょうどいい巡り具合となってきたので、そちらに取り組んでいくこととした。

仕組みメンバーにしてみれば、作り物の小説など読まされても仕方がないとする者もいることだろう。そうした読者の方々は読まなければいいわけで、書き手としては問題ないと考えている。

ただし、仕組みの総合先導役である佐田靖治の読者は、異次元界のほうがはるかに多いのである。仕組みメンバーであるはずの表の人類のほうはほとんどがそっぽを向いているけれども、仕組みがもろにかかわって激しく変容し続けている宇宙のほうに、佐田の読者は莫大に多い。

そして架空の小説ではあっても異常な反応があるのである。料学に食い潰されて廃墟化している宇宙のメンバーは、仮想世界で生きているので、現実と仮想世界との区別がつかない。

映画やアニメの世界に住みついているような彼らにとっては、佐田の書く小説も仕組みそのものであるかのような反応を示す。そして慣れきってだれた紋切り型の浄化活動よりも、仕組みの成果が上がるのである。

今回書き継ぐために最初から読み直してみてそのことを思い知らされた。架空の作り物であっても、仕組みがらみとして扱っているかぎりにおいては、ただの小説ではないのである。

その確認ができたことは、架空の世界を扱うただの小説であっても、仕組みの課題として取り組むことができるわけで、無駄ごとではないと考えている。

一週間に一度、のんびり書き継いでいくつもりなので、読者向けにはなりにくい。全体的には下書きのようなものでしかないし、時間が経過していて内容も文体にも異変が起こってしまう。それでも何とか完成させてしまいたい。

お付き合いくださいとは言えないきき方になると思われるので、その点はご容赦願いたい。異次元情報は必要に応じて「秘密儀動ツアー」とか「トピックス」に書くことができるし、「会話連載」では毎日のように出しているので、報告義務は果たせていると思っている。

前回は平成二十六年四月で終わっていて、金曜日の連載となっていたので、そちらにつないで週一での連載ということにするほうが整理の都合で好ましいので、そのようにさせていただく。興味のある方はそちらのほうへどうぞ。

 

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