最近は独立派と調整が続いている。五千億の三倍ほどある独立宇宙に佐田宇宙が追いついてしまったからである。
届かないはるか外に出ていたはずの独立宇宙にこちらが追いついた形になっているが、伏魔殿側がこちらの拡大調に対応しきれなくなって、外の正統派の宇宙に寄り付いて対決し始めたのである。
独立した宇宙の場合は交流を望まず、あくまでも独立志向を貫こうとするのであるが、こちらのデロンだけで対抗しきれなくなって、独立派のデロンと連合を組んで対抗してきているのである。
対抗勢力の規模が一気に拡大したために、こちらの困難は大幅に拡大しているが、なんとか 独立派との調整をしながら 仕組みを進めている状況である。
太陽系の現場がらみの仕組みに関しては、地球の砂漠化が進みすぎて自然が苦しんでいる。
太陽系の変容が続いていることになるのであるが、その移行過程を眺めながら楽しんでいることがいつまでできるか、そこら辺りが問われるところであろう。