アラビアのロレンスの映画を見直してみたのであるが、やはり凄まじい英雄であった。しかしその苦悩も描かれていて、改めてすごいと思わされた。
そしてそこには人間が神に取り憑かれて振り回され、神憑りとなって英雄を演じていく姿と、普通の人間に戻りたいとの思いのギャップに、映画作りのすごさを感じたのであった。
砂漠に魅されるのかと思えば、砂漠なんか大嫌いだと叫んだりする。そこにアッラーに取り憑かれている姿と、人間に戻ろうとして苦しんでる様子が描かれているのである。
そしてこちらの立場としては、仕組みにおける彼の立場に改めて驚かされたのであった。彼は 佐田宇宙のメンバーの一人であり、しかもアーサー王宇宙が混ざり、さらにはアラブ・ハゲ元宇宙の筋が抱き合わされていたのである。
それは次に登場するアラビアの女王も同様であり、両者はオオクニヌシとスセリヒメのセット、しかもアトランティスの科学者グループに所属している術界のメンバーであるということがわかってきたのであった。