02.求道のあかし

求道のあかし 令和7年月5月1日 2025

仕組みの太陽系は変容し始めている。太陽系には人類の仕組みが存在しており、それに合わせるようにして太陽系の生命が進行し続けている。

元は木星人類に合わせての木星人類がらみの生命、その二段階が終わって今は地球人類の仕組みに合わせて二度目の生命が進み続けている。それはもうすぐ水星人類の仕組み生命へと移行することになっている。

地球は今その最終段階に入っているわけであるが、オオクニヌシの第四世代の物領賢者コースの仕組みが終わりかかっており、それに続く第五世代の冥界魔物自然神コースの仕組みへと移行し続けている。

それが二千二十五年の「翻弄と調整」の年頭の御名で表わされているが、その展開はすさまじい様相を呈している。

それは仕組みが成功裏に進行しているからで、本来の伏魔殿の養殖宇宙の仕組みの流れであれば、潰れ形の展開となるためにもっと伏魔殿寄りの形で進行しているはずなのである。

それが仕組みが成功裏に進んでいるために、科学と自然のせめぎあいが激しくなっており、廃墟科学の発展と次の自然との摩擦が大きくて、それがエネルギー的な分裂を起こしそうな展開となっている。

太陽系の生命の進化は自然の流れで進んて行き、地球世界のエネルギー変容も自然に行われていくのが普通なのではあろうが、その陰には仕組みというものが隠されており、その動向次第で自然の流れに変化が起こってきているのである。

廃墟の伏魔殿体制と仕組みの復路宇宙体制では、その向きや形に違いがあり、仕組みが伏魔殿を乗り越えて進行していく場合は、あちらの太陽系生命の進行過程とは違う流れにならざるをえない。

それは現在伏魔殿体制と仕組み宇宙が分離し始めていることにも宇宙レベルでは現れているが、その摩擦とかせめぎあいはとてつもなく大きなものとなっている。

地球の人間世界にもそれは現れているが、宇宙ではもっと激しく展開されているのである。

太陽系の生命エネルギーの変容過程は、人類の仕組みに合わせて地球から水星に移行するために、地球世界の変容が近い将来に起こることにならざるをえない。

それを仕組みレベルで展開させるための努力が、復路組によって現在総力をあげてなされている。そしてそれが成功裏に進行しそうな展開となっているのである。

その場合に地球世界はどうなっていくのかという問題は興味深いし、大問題とならざるをえないが、案外仕組み的に面白いものになるのではないかとも思われる。

なぜそう言えるのかと言えば、仕組みが優勢で進行しているからである。

その場合地球世界は科学文明と自然世界に分離していくこととなり、その動向に関心が向かうわけであるが、太陽系全体のエネルギーが変容していく持って行き方ができれば、それほど恐れることはないのではないかと思われる。

つまり終末戦争のような形にはならずにすむということである。

廃墟体制を維持したい伏魔殿側は理念ヘドロ、仕組み体制は自然生命の進化の流れで対決しており、その展開は今の地球人類に託されているのである。

とてつもなく広がっていた総合先導役の源は、佐田の同意と共にどんどん縮小し始めた。最初は五回目のメンバーたちが帰り始め、一気に廃墟が消えていった。果てしない廃墟は伏魔殿の無源の遊びでしかなかったのである。

この巻頭文は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。




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