02.求道のあかし

求道のあかし 令和7年月3月1日 2025

人間エルフの課題が面白い展開になってきている。

あちらから誘いかけてきながら、それがいつものたぶらかしでしかないことが判明してからも、冗談半分にその課題に取り組み続けてきたのであるが、それが思いがけない動きになっているのである。

こちらの自然組も同意していたことではあるので、それなりにこちらが続けていたこともあってか、面白い成果が上がっているのである。楽しいからと会員にも誘いかけたりしたこともあってのことなのだろう。

佐田の別の身体が育っていたのである。肉体をいたぶられ続けているので、それを見ているのが耐えがたいという仕組み側の思いもあって、神体ではなく精霊体が育ち始めているようなのである。

神界コースではミタマ磨きをするのが課題であるが、そのほかに五大要素六大要素の調整もすることになっている。

その結果自分の本体というものが呼び出されてくるのであるが、それは死んだ後の神体の元になる生命体の成長を意味している。

その生命体に被さって人間の身体は構成されていて、その肉体人間に仕組みの課題が降ろされている。その身体に九十才までの寿命を授けて仕組みの課題をこなさせておきながら、成果が上がり過ぎるからと、今度はその身体を殺し潰し食ってくる。

そんな馬鹿な話はないと反発しながらここまで続けてきたのであるが、あちらの成果が上がらないため、こちらに対する悪逆非道が目に余るものとなってしまった。そのためもあってのことであろうか、別の身体が必要になってきたのでもあろう。

人間エルフ、神エルフ、神人間などと、自分のミタマのレベルをいろいろと別の身体に換算したりしながら最近は仕事をしているのであるが、それが思いがけなく分身のような形で作り出され始めていたのである。

あまりにも肉体に対するいたぶりが過ぎるからでもあったのであろう。神体に生まれ変わるためには死ななければならないが、エルフ、精霊体で生きるのなら死なずにすむ可能性もある。

そのための誘いかけでもあったと思われるが、それでもあちらに持って行くと死ぬ可能性のほうが大きいとされている。

それでも肉体に近い精霊体を育てていけば、レベルは低くとも肉体との調整はやりやすくなる。もしかしたら肉体を変容させることもできるかもしれないし、抜け出すことができるかもしれない。

そんなことを考えながら仕事を続けていったところ、最近になって精霊体とおぼしき身体の形が作り出されているのが確認され始めたのである。そしてそれが育っていくのである。

元は廃墟の中に埋め込まれていたと思われるものが、次第に姿を現して、今ではゴミ捨て場の二段目まで成長しているのだそうである。これを続けていけは次第にレベルを上げて行って肉体にまで届くことになっていくと思われる。

その時にどうなるか、興味津々、地球の精霊界では大喜びの大騒ぎ、ヤッホー、ヤッホーの連呼が沸き上がる毎日となっている。

もっともそれに対する伏魔殿側の反発はものすごく、廃墟のヘドロで埋めまくってくるのではあるが。それにしても楽しみなことである。

 この巻頭文は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。

 




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