熟慮と展開で幕を開けた今年の始まりであるが、仕組み的には現実離れし過ぎていて、とても一般レベルでは扱えない内容になってしまっている。
一方物質現場ではコンピューター化の進行が早くて、一般レベルではそちらにもつい ていけない状況がある。世の中は確実におかしくなり続けているが、そのことの意味がわからないまま文明は進行し続けている。
仕組みはそうした宇宙の歪みを正そうとする働きではあるが、既に生き終えられてしまっている膨大な宇宙の廃液やゴミを処理することが眼目になってい るような働きなので、もう一つそこらあたりの理解が得られないのが現状であ る。
宇宙レベルでは現在のような機械文明は、とっくに生き終えられてしまっ ているので珍しくはないが、その間違いや歪みをどう正せばいいのかに苦慮しているのが現実である。
こう書いてみたところで理解してもらえないのだろうが、我々の宇宙はこれ から発展して生きていく世界ではなく、終わろうとしていく過程でその整理をしなくてはならない世界なのである。
落穂拾い、あるいは回収作業、そんな言葉の方がふさわしいとでも言えばいいのであろうか。
この宇宙は作り間違いの多い世界であるが、それを改革して健全な世界に作 り変える努力もなされている。しかし地が悪いために、完全な形に修正することができない不具合を抱えている。
一度完全に回収してしまわなければ、健全 な世界に作り変えることができないように思われる。だからといって簡単に回収などできる宇宙ではない。その矛盾を超えることが出来ないでいる状態でもある。
物質人間が作り出した高度な機械は、発生の源の何者かですらお手上げになってしまっているように思われるほど、時間と空間を浪費して拡大し過ぎてしまっ ている。
それを直すためにどれだけの努力がなされていることか。そうした現 実を知らずに我々地球人類は生きているのであるが、実はそうした人類の中に 宇宙の仕組みメンバーが生まれ変わって出てきて活動している。そのことがここまできて確認され始めている。
それは心躍ることではあるが、だからと言ってすぐにどうこうできるというほど仕組みは甘くはない。世の中には性善説と性悪説があるが、この宇宙は悪がペースになっている世界である。
それを善で作り直そうとしている。そんな 感じであろうか。簡単にいくはずがない。それでもやらなくてはならない。それがエネルギー原則的な仕組みというものなのである。