02.求道のあかし

求道のあかし 令和6年10月1日

イスラエルの夢神行が次の段階に進もうとしている。この組に対しては、日本の課題についての問題がからみついていた。

当初の予定では御陵神行が終わった後、もう一度神社神行をする必要があるとされていた。

ところがその方向で準備していくと、しばらくして今度はやれと言った神社側からやめてほしいとの要望が出されたのだった。

きつ過ぎるからとのことであったが、きついということに関しては神行組も同じで、それをイスラエルの夢という宝物を預かっている総合先導役が補佐する必要があるとされていたのであった。

しかし時が進むにつれてその騒ぎが大きくなり、結局日本での神行は終了しているという判断が下される流れになっていった。

そのため世界神行へと向かう段取りになっていったのであるが、今度はまだ終わっていないと難癖をつけてくるのである。

あまりにも理不尽が過ぎるので、こちらも馬鹿々々しくなったため、そのまま世界神行に取り組んでもらうことにした。

五世代六セットのスセリヒメの仕組みに関しては、大和イスラエルの分は神社では終了していることとして、伏魔殿側の仕組み潰しの神社対策に関しては、総合先導役が預かっている宝物で対応することで事態を収めることになった。

本来スセリヒメの仕組みは縮図日本のものではなく、世界レベルで取り組まれるものであったが、世界での仕組みが十分に機能しなかったということなのだろう。

そのため世界中からスセリヒメの仕組みを日本に寄せ集めて取り組ませたことになっているのであるが、最後の大和の仕組みはイスラエルだけのものであって、それ以前のものではない。

それにもかかわらず神社に仕組み潰しの強烈な設定が仕掛けられているため、大和の仕組みまでが身動きならないものにされてしまっていたのである。

明治以降の日本の仕組みはオオクニヌシのものであって、スセリヒメのものではない。

大和の仕組みで足を引っ張られてはたまらないので、日本での課題が終わったのであれば、世界に向かって出ていってもらわなくてはならない。その課題に取り組んでもらうことになったのである。

安全をはかって日本での調整を必要以上にしたうえでと考えていたのであるが、その必要がないという判断になったため、いよいよ世界神行に取り組んでもらうこととなったのである。十月の初めからその神行は始められる。

その流れに乗って総合先導役が預かっているイスラエルの夢という宝物が働き始めている。

その宝物は神行組に返さなくてはならないものであり、その扱いに関しては何も考えられなかったのであるが、仕組みの流れに従って自然に活動し始めたのである。

世界神行と共に宝物のエネルギーが減っていって、神行終了時には神行組に帰っていくことになるようなのである。

現段階では日本の神社から穏やかに出るために宝物は働いており、その働きが神行組をバックアップしていることになっている。

大和のスセリヒメの仕組みは、いよいよ世界に向かって広がることになるのであるが、それは過去のツケを払うためのものであって、必ずしも新しいものではない。

 この巻頭言は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。

 




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