24.高杉晋作神行

高杉晋作神行 四十四

まともになりかかった二十七才の三条正子は、その日は水星と金星に出かけてその過程を終了し、次の過程の太陽へと進んでいったのだった。

しかし二時間ほどでトラブり、四時間ほどで佐田の調整を受けることとなり、やっとの思いで富士山の拠点に戻ってくることになったのだった。

そこまで来てやっと三条正子の固い口がほころんできたのだった。彼女は死後すぐの四十九日に向かう段階で、特別の課題があると告げられて三嶋大社に連れて行かれたのだという。

そしてそこで特別の仕事をさせられたのだった。

その仕事とは、ハゲ元宇宙の仕組みの先導役である落っこち大神セットを三嶋大社に封じ込めること、そしてさらには佐田宇宙のコトシロヌシとワカヒルメ(両者は仕組みの会の会員)をも封じ込めさせられたのだという。

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