五月十五日、十六日、十七日の三日間はまたまた水星に行くことになった三条正子、その姿は七十二、三才の老婆であった。
出かけた水星でも伏魔殿側のほうへ導かれそうになるので、それを嫌がって仕組み側のほうへ行こうとするが行かせてもらえず、案内役の間でも争いが絶えない状態が続いていた。
結局どちらにも行かれないままうろうろして日々が過ぎてしまい、五月十八日(土)にはとうとう休んでしまうということになってしまったのだった。
そのままでは四十九日はできなくなってしまうわけで、三条正子本人の意思がどこにあるかの確認をするために、しばらく様子を見ることになったのだという。
その間でも滝に入ったりはしていたとのことであるが、今度は七十二才から三才の状態のままで、正常化できない状態が続いていたのだという。
その状態で彼女は五度ほど水星へ単独で出かけたとのことであったが、前進できないままであったという。
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