24.高杉晋作神行

高杉晋作神行 三十八

五月十三日(月)と十四日(火)は金星、五度目と六度目である。

太陽系の代用系は仕組み的には五重、六重構造となっており、場合によってはそれが七重にまで増えていく。

もちろんそのベースとなっている本物の太陽系は、宇宙の仕組みを先導する佐田宇宙の太陽系であり、元は物質太陽系を陰から支えているエネルギー状のものであったが、仕組みが拡大進行してきた現在では、復路の新しい世界が出来上がっている。

現在ではそれを太陽系の本体とすることになっている。

その本体の上に伏魔殿側のヘドロの太陽系が被さってくるわけで、仕組みの状態が良いときはその数が減るわけであるが、人間の身体が五大要素、六大要素から成っているのと同様、太陽系の場合も五重六重になって重なってくるのである。

そしてそのそれぞれに別の世界が構成されており、その違いを三条正子は確認させられていることになるはずであるが、伏魔殿側の妨害によって攪乱されるためと、案内役同士、またその背後の組織とのせめぎあいの狭間でうろうろしているというのが本当のところであるらしい。

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