高杉晋作のつぬぶて山神行は、最初の失敗だけでそのごは順調に進行し始めていたが、三条正子のほうに大きな変化が起こり始めていた。
白糸の滝で清浄化した彼女は、その日の後半で水星の課題を一応終えて、次の金星へ移っていった。
憑き物が落ちた彼女は簡単に仕組み水星に入ることがてきて、そのことで一段階の過程を終えることとなり、次の金星に向かったのだった。
金星は二度目ということであったが、そちらでも古いものと新しいものとの確認作業をしなければならず、三度四度と通っていくのだった。
正常化している彼女の行程は、今度は正統派の明治の女神官が先導する形となっていったが、熊野の女神官もがんばって古い金星へ導いていくのだった。
しかし今度は三条正子を古い金星に連れ込むことができないのだった。
古い金星とは魔神体制ではあっても、機械が背後支配している世界でしかなく、そこにはレベルの低い機械妖怪魔神が生息していて、正常化した三条正子には次元差がきつくて入れないのだった。
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