神社での一夜、神官との激論を交わして一寝入りしたあと、朝方富士山に戻って四十九日に取り組むことになった三条正子は七十五才、死後そのままの神社での姿であった。
神社での協議の内容は、四十九日終了後には神社に戻ることが条件として出されたが、彼女はその後どうするかは自分で判断すると話したとのことであった。
そして四十九日は四月十日の朝から正式に始められたが、最初は海王星ということで、仕組み側から見ると、彼女のレベルはその程度とされたからであるという。
伏魔殿側からはそれに対して激しい反発がなされたが、それならどこがふさわしいのかという問いには答えられないのだった。
三条正子にとっては、海王星は自分にふさわしい場所であるように思われたとのことであった。
ところが正しい姿を鏡のようなもので映し出す過程があって、そこに映し出されている自分の姿は海王星レベルの化け物であったという。
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