03.異次元回廊

異次元回廊 P74 平成24年6月26日(火) 2012

仕組みが新しい段階に入って混乱し、皆が戸惑っているようなこの困難な状況のなかで、久しぶりに佐田賞の授与式が開ける星で行われた。

毎月のように受賞者があった昨年までとは違って、仕組みに貢献する突出した実力者が育ってこないため、奨学金制度に取り替えたくらい、候補者が出なくなってしまっていた。

ところが仕組みが変容して訳がわからなくなってくるような、こういい時期にこそ実力が発揮できるのだとばかりに、二名の受賞者が登場することになった。

お一方は神、もうお一方は人間であられる。現時点での宇宙は仕組みでどんどん巡って行く宇宙なので、表現体もどんどん変わるため、前者の方は元の姿とは違う神となっての授賞式であった。

その方は元はヒツジヒメ大神として色地獄の星の代表をしておられ、仕組みの展開の過程で先導役の佐田が「流れ星おりん」と呼ばせていただいた方である。

宇宙には、全体が色地獄となって運営される形もあって、廃墟からそうした旧体制の宇宙がよみがえってくると、その調整をするために大変な苦労をしなければならなくなる。

誰もが嫌がるそうした色地獄宇宙を、何度も整理することで実力を上げていかれ、先日膨大な新宇宙全体の代表として立って、見事な宇宙運営をされたことが評価されての授賞であった。

もうお一方の受賞者はチェ・ゲバラさんであった。ここでも何度か取り上げさせていただいた高名な革命家である。

北米のインディアン出身で、佐田の物領賢者コースの導師となられたイロクオイさんの後を継いで、佐田の導師となられた方である。両者はアトランティスの仕組みを背景に持つ、南北両大陸を分割する立場で仕組み働きをしておられた。

イロクオイさんが宇宙の主として立たれ、仕組みの実力者としてトップ集団に登り詰めている後を受けて、チェ・ゲバラさんも急速に実力を上げられて、今回宇宙の代表として立たれることになった。

南米と中米の二つの難しい仕組みの調整に取り組んでこられたが、現地系のグループ二組を育て上げられた実力が認められての授賞であった。

少し早いという意見もあったが、ルーツを調べると実力者として相当の実績があり、今回は次の課題に取り組むために生まれ出ておられたようである。その試験に見事に合格されたということであった。

六月二十四日の日曜日に開ける星で授賞式があり、その後お二方はそれぞれの宇宙で、一週間の祝宴会を催しておられる。

 

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