ラブクラフトが出現してもその陰からチョロチョロとうごめくスビドル街路樹、何か変だと思って調べ始めたわけであるが、
何と、彼はクニトコタチの元親系のミタマの筋であり、それが沈没してしまった大山祇神社(大三島宮)の主神オオヤマズミ大神の分体であることが判明したのであった。
佐田宇宙で父神科学者系のブラザーフッドとセット系のイザナミ、そして行政府のクニトコタチとヒツジヒメセット、宇宙の代表部を構成するその四神界の代表が完全に潰れてしまっており、新興勢力に頼るしかなくなっていた状況のなか、
北欧神話組のシグネ・ヒツジヒメバアヤとセット夫のヴィクトル・クニトコタチジイヤ一家が出現して一息ついていたところに、ラブクラフトがらみでスビドル街路樹のクニトコタチ一家が出現したのであった。
北欧神話組はヒツジヒメ神界、スビドル街路樹組はクニトコタチ神界を代表していることになっており、佐田宇宙で欠けていた行政府セットの替え玉が出現したのであった。
替え玉で悪ければ現代版の生まれ変わりということになるわけであるが。