03.異次元回廊

異次元回廊 P56 平成24年2月14日 2012

 岡潔という数学者がおられたことは、ご存知の方も多いのではあるまいか?筆者のようなぼんくらでも名前だけは知っていた。

その方は仕組みが二段階目、第四世代の物領賢者コースに移ってからすぐ、筆者の周りをうろつき始められた。

仕組みの先導役である佐田に対しては、導師となって補佐してくださる方々が六名呼び出されたが、岡潔さんは最初からその方々に混じるようにして、筆者の意識に名前が告げられ続けておられた。ところが何故か正式な導師にはなってもらえなかった。

 いったい何がそこにあるのかさっぱりわからないので、ほったらかしになってしまっていた。ところがここに来てあっという間に導師になってしまわれた。

チェ・ゲバラさんがインディアンのイロクオイさんの後を引き継いで佐田の導師となられたが、そのときも岡さんは周りをうろついておられた。

何かがあるからそうだったのだろうが、そこらあたりの事情が明かされないので、どうすることもできない。

 ところが今回仕組みの大きな乱れがあって、宇宙中が佐田に背を向け、導師方との関係まで解消されるという動きが出た。宇宙革命の仕組みがきつ過ぎるということで、革命家のチェ・ゲバラさんまでが潰れて裏切る、というところまで進んでしまったのである。

そのため止むなく導師方との関係を断ったのであるが、流れは結局こちらに分があって、関係は復活することになったのであるが、その時にあっという間に岡潔さんは佐田の導師となってしまわれた。

 いったい何のこっちゃという感じであった。いったい何でこんなことになっているのだろうかと自分なりに調べてみると、岡さんの場合はオオクニヌシの仕組みが十コースある中の、十番目に対応しておられるようなのである。

つまり身体をばらし、素材をすりつぶして宇宙中のあらゆるものと混ぜ合わせて作る、機械製人間であられたのである。優秀な仕組みメンバーを潰す旧体制の手法なのであるが、岡さんはそうした方であられた。

 男六名、女十名というのはバランスが悪いので、いつかどこかで男も十名になるのではないかと考えていたのであるが、やっと八人目の方の正式登場となった。

コース分けのことは導師方に関してはしてこなかったので、これから調べなければならないが、何が出て来るのか楽しみである。


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