03.異次元回廊

異次元回廊 P54 平成24年1月31日 2012

 仕組みの展開が急に速くなってきたため、いろいろな調整をし直さなければならなくなっている。その一つに幽界の公共施設の解消がある。

公共施設に関しては、クニトコタチ神界の仕組みのために、神社巡りをしているところから、天皇家が絡み始め、それと共に富士山の北口本宮浅間神社の問題が浮き上がり、そちらをバックアップする必要に迫られたところから始まった。

 そちらを神界調整の拠点にしたところ、仏界、霊界にも必要ということで、浅草寺と皇居に公共施設が置かれることとなった経緯がある。

旧体制の攻撃から守るためには、科学的な基地が必要ということで、コンピューター基地で取り囲むような形にせざるをえなかった。

これからの地球科学文明の発展の意味合いも込めてそうなっていったのであるが、ここにきてそれがかえって害になることがわかったので、幽界のすべての公共施設を撤去することになった。

 サハリンのものと、天皇家にかかわりのある仕組みの問題もあって、京都御所にも設置されたのであるが、それが害に拍車をかけることになったため、二十六、七日で完全撤去されている。

善かれと思って取り組んだことではあったが、仕組みの流れとしては逆行する展開となってきたため、やむをえない措置であった。

 そのことは今後の地球科学文明の問題と深いかかわりがあって、今後はコンピューターを排除する文明に切り替えなくてはならなくなってきている意味合いがある。

宇宙には今までその思想がなくて、人間や神を越える機械が出来ることが前提になっていた。それを改善する理論もなく、その能力もないとされてきたからである。

 ところが今年に入ってから、廃墟の機械妖怪体制を打破するには、コンピューターを排除する必要が認識され始め、それが実行に移されることになっていった。

その一環としての公共施設の解消なのであった。簡単にできる課題ではないけれども、今後の仕組みは科学文明の転換が必修事項となってきた。


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