03.異次元回廊

異次元回廊 P40 平成23年10月18日 2011

 仕組みとは思いがけないことばかりに彩られている。

一般的にはほとんど受け入れてもらえないことばかりが出て来るので、それを解説することに苦労をし続けているのが現状である。

今回もまたそうした情報を出さなければならない。非常に興味深いことではあるが、あまりにも奇想天外なことなので信用してもらえないかもしれない。


 それは、アレキサンダーの本体は女性だった、という話である。


 筆者はアレキサンダーという人物が気になって仕方がなかった。

それは仕組みに取り組み始めてからのことで、仕組みにからむ先祖方を調べるようになってからのことである。

父神系の高名な先哲、たとえばモーゼス、老子、釈迦、プラトン、イエス、さらにはククルカンといった方々を取り上げるようなとき、アレキサンダーが気になって仕方がない。

何かがあるはずだとその都度接触を続けてきて、平成二十二年の七月には佐田賞を差し上げることまでした、それほど深くかかわってきた方であった。


 ところがいつも何かが足りない、何か仕組み的に隠されたものがあるという感じがして、落ち着けない状態が続いていた。

ところが父神のイザナギ神行が一段落して、母神イザナミの神行が始まるのと同時に、思いがけない事実が現れてきて、びっくりさせられたのであった。アレキサンダーの本体は女性だったのである。


 先述した父神の六大先哲のセット女が皆、側近の男として仕えさせられていたということは、既に解説済みのことであり、

古代ギリシャでは男同士の恋愛関係が公然と行われていたことを、そこらあたりの仕組み潰しの設定とからめて解説してきた経緯もある。

アレキサンダーも古代ギリシャにかかわっていた男性で、プラトンの弟子のアリストテレス、その直弟子であったことは知られていることである。


 アレキサンダーは世界を制覇しようとした英雄で、途中挫折したとはいえ、その功業はナポレオンやヒットラーですら妬むほどのものであったように思われる。

そうした人物であればこそ、考えられもしない、思いつくことすらできない事実があったのだった。アレキサンダーは男に作り替えられた女だったのである。


 彼は元アマゾネスだったと言えば理解できるかもしれない。

ということは母神イザナミの仕組みにかかわりのあった人物で、それを隠すためにアリストテレスの弟子に作り替えられてしまっていたということになる。

アリストテレスは父神で、アレキサンダーは彼のセット女だったのである。


 アレキサンダーは男役ではなく、女役で仕組みにかかわっていたのであった。それでどうしても捕まえることができないでいたのだった。

彼は(彼女と言うべきか)今では宇宙一つを任されている実力者であるが、宇宙での仕事に一段落がつくとすぐ太陽系に戻って来る。

初めはなぜ簡単に戻って来るのかわからなかったのであるが、イザナミの仕組みをバックアップするためであることがわかってきた。


 今はまだ表に出し切れない仕組みがらみの秘め事があり、その重要拠点の一つを任されているということがあって、常に彼とは対応し続けてきたのであるが、まさか彼が女性であるとは考えてもみないことであった。

彼は東征のおりの政略結婚以外はまともな結婚をしておらず、そのことに何か違和感があったのであるが、男にされた女だったということでやっと納得することができた。


 まだまだ隠されている秘め事があるような気がするけれども、それらはイザナミ神行が進行していくにつれて、少しずつ現れてくるのではあるまいかと推測しているところである。


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