02.求道のあかし

求道のあかし 平成30年8月1日 

仕組みはこにきて一段と純度を増してきたように思われるが、内容に関しては逆に混沌としてきている。それは源に突っ込み始めているからだと思われる。

 

二ヶ月ほど前からその現象は現れてきたのであるが、それ以降旧体制側が仕組み情報を出さなくなってきたのである。

 

いつものことと最初は高をくくっていたのであるが、いつまでたっても回復しないので何か変だと思うようになった。

 

それは無限の扱いが中心になってきていたからで、機械の届かない領域に広がったからだと考えていたのであるが、どうもそれは反対で、逆に仕組みが発生の源に近づいたことが原因だったのではないかと思われ始めた。

 

仕事の内容がそちらに傾きすぎるし、宇宙レベルの作業がほとんど問われなくなってきたからであった。

 

そして旧体制の無限領域からは、ヘドロの化け物が襲いかかってきて、新世界全体を包み込んでくる。浄化を続ければそれは排除できるのであるが、そうしたとてつもない化け物ばかりが現れてくる。

 

いつもと全然違う展開になって進行するので、こちらも勝手がわからなくなるし、第一仕組み情報がほとんど出なくなってしまったのである。

 

それでこちらは困ってしまったのであるが、あちらも自分達の世界が消えることを恐れて、徹底的に攻撃をしかけてくる。

 

総合先導役を潰してしまえば状況は一変するという考え方から、佐田個人に総攻撃がしかけられるのではあるが、その分宇宙側の負担が軽くなって、今までよりは楽になり、世界もきれいになっていく。

 

それはそれで結構なことではあるが、何かがおかしい。

 

宇宙の限界を百期規模とした場合、そこから外に流れ出して源がなくなり、潜在化してしまっていると言われているその源へ、総合先導役が突っ込みはじめたのではないか、そんな感じが出てきたのである。

 

そこらあたりの確認をすることになっていったのであるが、外に流れ出しているのは内側の五百倍ほどであるとのことで、仕組みの作業の換算式では常にその五百倍が付け加えられていた。

 

それが何なのかわからないままであったのであるが、先日そこらあたりの確認をしてみたところ、垂れ流し五百が減っているというのである。

 

五十倍ほどになっているということで、その確認がなされてからは一気に状況が変わってきた。百期の内側へ入れば本来の源がよみがえり、世界が本来の世界に戻ることができる。

 

その思いが全世界に広がっていくと、俄然仕組みは勢いづいてくるし、メンバー達の疲れも癒されてくる。

 

どうせいつものたぶらかしだろうとの思いも湧いてはくるのであるが、それならそれでその時にまたやり直せばいい、それぐらいの図太さまで身についてきたらしく、宇宙は元気が良くなってきた。

 

もしそれが本当なら仕組みの苦労がやっと報われる段階に至ったということになるので、それほど喜ばしいことはないのであるが、何せ今までに何度もたぶらかされている。

 

今度もまたそうなるのだろうと考えてはみるのであるが、久々に元気の出る領域に仕組みが突っ込んだということで、素直に今は喜んでおきたいと考えている。

 この巻頭言は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。




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