03.異次元回廊

異次元回廊 P4 平成23年1月25日 2011

 小説の取材のためもあって、昔の多摩丘陵の確認をしようと、そちら方面に泊まりがけで出掛けるようになった。

そのついでというわけでもなかったが、高尾の御陵に出掛けてみた。

初めてのことで、目的があってのことではなかったが、出向いてみてそれが仕組みがらみになっているものであることを知らされた。

大正天皇御夫妻がわざわざお出かけくださったからであった。


 昭和天皇御夫妻の場合は靖国神社からお出になることはなかったが、大正天皇御夫妻の場合は、佐田が領域に入るのを待ち構えていたように、大喜びでお迎えくださった。

ちょっとびっくりしたのであるが、最近は大正天皇とはご縁が出来ているので、それなりの事情の確認が楽しく出来たのだった。

今回は貞明皇后ともご縁が出来て、仕組みがらみのお話が出来るようになった。


 天皇家の御陵には今まではご縁がなくて、どこにも行ったことがないが、今回高尾の御陵に出掛けてみて、何となく変な感じがした。

天皇家の皇居では、そちらに向かって手を合わせることすらはばかられるけれども、御陵では「ご参拝」となっているのである。

死者の場合はいいということなのだろうか? 先祖崇拝の場合は、天皇が神でもいいということなのだろうか。

そういえばご先祖の天皇がお祭りされている神社はたくさんある。


 明治神宮もそうであったが、現人神であることを認めないということなのだろうか。佐田は憲法すら満足に読んではいないので、そこらあたりのことがよくわからない。

それはともかく明治天皇の御陵は高尾にはなくて、京都の伏見にあるとのことである。

明治天皇にお会いするためには明治神宮に出向けばいいが、大正天皇には神社がない。御陵にお住まいですか、と聞いてみたところ、墓場には住みません、とのお答えであった。


 大正天皇御夫妻が京都御所にお住まいであることは、先刻承知のうえでの確認であったのであるが、わざわざお出かけになられたので、こちらにもお住まいがあるのかと思って聞いてみたのであった。

すると参拝者によってはお出かけになられるとのことであった。

今回の佐田に関しては、無視することの出来ない事情があられたようで、そのことの確認をすることが出来た。


 大正天皇御夫妻が仕組みのためにお働きになっておられることは、以前から書いたり話したりしてきたが、今回はもっと大切な仕組み事のためであった。

富士の北口本宮浅間神社が新体制の領域に入ったことから、大和の天皇家に仕組みのやり直しの機運が出てきており、それにあおられるようにして、現天皇家にも動きが出始めていることの確認をすることが出来た。


 もっともそれは天皇家の中心である十支族系のみであって、両脇のバビロニア系やユダヤ系はまだそこまでいってはいない。

天皇家を中東三派のみで語ることは大きな誤りで、天皇家は日本に流れ込んだ世界の五大民族と、現地系の日本人が完全融合したものである。

仕組み的に見るとそういうことになるので、そこらあたりを中東三派だけで取り上げたくはないのであるが、とかくそうした風潮があるし、宇宙の形がそこに現れているので、どうしてもそうした解説になってしまう。


 宇宙の形は三つの体制からなっており、それが三派として表現されてしまうのであろう。太陽系の本体宇宙は「元宇宙」と言って、本来はゴミ捨て場から発展した世界である。

こちらの系統が十支族系であって、仕組み潰しで消されやすい。それに対してその元にあたるものを「大元宇宙」と呼んでいるわけであるが、そちらはユダヤ系であって、宇宙の本流にあたるわけである。

そしてもう一つの宇宙が機械化された世界であるが、物質科学者によって作り上げられた管理システムによって確立されたものである。

それを揶揄を込めて佐田は「ハゲ元宇宙」と呼んでいる。


 旧体制の機械妖怪宇宙はそのハゲ元宇宙によって運営されており、ゴミ捨て場以下にある色地獄三派の地下組織が拠点となっている。

そして無ルール、身勝手ルールを駆使して正常化を拒むので、宇宙ではトラブルが止むことがない。

それを仕組みとして正常化しようとしているのが、我々の活動であって、その活動に天皇家が参加され始めたのは何よりも喜ばしいことで、今後の展開が楽しみとなってきた。

天皇家御陵の写真です。

 

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