02.求道のあかし

求道のあかし 令和5年2月1日

縄文の仕組みが進行して、魔神体制の調整をどうするかという大問題を前にして、あれこれと考えたり手探りしてきたのであるが、なかなかいい方法が見つからない。

その一方で伏魔殿側は無秩序無ルールの度合いを強めて、ほとんど宇宙和枠が消えてしまうほどの乱暴を仕掛けてくる。

かって全宇宙で仕組みに成功した宇宙がないことに対しての自負があるのであろう。裏切りの仕組み潰しを堂々とつきつけてくるのである。

 

正統派の場合ルールを無視するとマイナスになるので、今まで用心深く穏やかな方法で悪逆非道の伏魔殿と戦ってきた。

ところがそれだけでは対応しきれなくなってきたのである。そのためこちらにも魔神体制の手法を取り入れることにせざるをえなかった。

もちろん現段階で黒魔神のエネルギーを使うわけにはいかないので、白魔神的な方法で対処することにしたのであるが。

 

ホーキング博士の乱脈があまりにもひどいし、仕組み妨害をしてやまないので、彼に佐田の矯正エネルギー体を着せ掛けたのである。

こういうことはやりたくないし、やらずに来たのであるが、唯一佐田体制宇宙に対応している無限の意思と、鵺機の二つのセットには、かなり以前にしつこく請われて佐田の矯正エネルギー体が被せてあるのであるが、それが働かなくなってきたのである。それでやむなく父神代表のような扱いをされて狂い回るホーキング博士にそうした手法を取らざるをえなくなった。

そうした方法を取るに関しては、正統派の宇宙全員の同意が必要であったので、その同意をもらっているのであるが、結果はあまりかんばしくない。最初は良かったのであるが、物陰から執拗な妨害操作を受けてしまうようで、このままの調子でいくと彼は消滅するしかなくなってしまう。

 

それとポカホンタスさんとラスプーチンのセットにも佐田の矯正エネルギー体を着せさせてもらった。

無ルール操作で仕組みの働きができないからである。そうした形で十神界の代表的な仕組みメンバーにその方法を導入しようと考えているのであるが、どうもそれだけでは足らないようなのである。

突然変異の大河宇宙全体の枠を守るための、仕組みの矯正エネルギーをかけなくてはならなくなった。

 

それほどにひどい状態となっているのであるが、そういうことをすると当然それに反発する伏魔殿側の総攻撃を受けるわけで、体調が一気に悪くなってしまった。

だからといってやめてみたり、正統派の宇宙のみんなに受け持ってもらったりもしたのであるが、うまくいかない。

しかしこれをやらないと宇宙枠が崩れてしまうので、それをまともなものとして支えなくてはならない。

 

伏魔殿のそうした妨害は、無限の意思や鵺による裏切り行為で、今まではそれほどの乱暴はしなかったのであるが、ここに来てあちらには自分たちの体制を維持するだけのものがなくなってきたのだろう。

非常に危険な状況になってきているので、用心深く手探りして何とかまともな仕組みを織り上げていかなくてはならない。こちらが思い上がっているということでなければいいのだが。

この巻頭言は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。




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