結婚式には五百名が招かれていたが、神社にも前庭にもそれだけのスペースがない。
やむなく五十名で式は進行していったとのことであったが、それではまったく面白くないので、忍野神社から北口本宮冨士浅間神社に向かってお披露目行進をしてみたら、というのが佐田方式であった。
それはいいということで、さっそく新しい形での結婚式とお披露目がなされていき、大喜びの参加者が詰めかける中、二人は忍野から富士吉田までの長い道を、祝福されて進んでいくのだった。
遠足ではないので、距離はほどほどに調整されていき、最初の目的地に着いた。そこで一休み。
北口浅間神社の山側にあった広場は、今では立派な公園になっているが、そちらで洋式のお披露目会をしてもらったのであるが、神社の主祭神であるコノハナサクヤヒメ大神とそのセット大神
そして六台はじめ宇宙の盟主であるアーサー王、そしてギネヴェーレの主催というものすごい形で、祝賀会が執り行われたのであった。