仕組みの場合は仕組み潰しの強烈な妨害が仕掛けられているので、書き出して晒してみないと真相がわからないことがたくさんある。
北欧神話の終末戦争の場合もその一つで、こうして書き出して晒してみることによって、事実の確認をしているのであるが、どうやらこの件はそれが真相であったようである。
つまり未来軸に設定されているクニトコタチとヒツジヒメの仕組み潰しの設定を乗り越えることができなかったということになる。
それでも三分の一は付いて来たわけであるが、六台の仕組みでは本命の先導役が登場する前に、たった一名悪役とされるロキしか残ってはいなかったということになる。
その流れのままで進むとすれば、仕組みは未来軸の水星にまで持って行かれたところで、再び垂れ流しの仕組み潰しに押し流されてしまわざるを得ない。
それを立て直す動きがヤンソン一族が登場することによって打開される可能性が出てきたことになるので、余計そこらあたりのことが気になり、真相を見極めたくなるわけである。