14.北欧神話の秘め事

北欧神話の秘め事 二十一

現段階での五の七台レベルには、北欧神話組の気配がないとのことで、既に廃液化しているのではないかとの解釈もあるようである。

しかし現在の北欧には神話組のうごめきが地の底にあるようなので、そちらに移行しているのかもしれない。

三分の一が五台から六台へと上がって来て、彼らが仕組み戦争をして潰し合っている中で、潰れた三分の二はヘドロと化して地の底に埋もれていたのであろうか?

佐田は北欧神話を読み切れてはいないので、そこらあたりのくわしい状況はわからないのであるが、終末戦争を待ち望んでいる人間たちに、北欧神話の終末戦争は過去のものであって、未来のものではないことを説明しておきたいとは思うのである。

ハルマゲドンが未消化に終わってしまっても、未だに終末戦争への夢が捨て切れない人間たちは、仕組み潰しの伏魔殿の使者たちでしかない。

こちらは彼らとの戦いをしなくてはならない側なので、何とか潰れ形になっている仕組みの正統派を立て直さなくてはならないのである。

幸いヤンソン一家親族が立ち上がってくれたので、一息ついているところではあるが、彼らは元親組であって、仕組みを先導してきた代理親組ではない。

その組のメンバーたちもいるはずであるが、現段階では欠けてしまった元親系のヒツジヒメ神界と、クニトコタチ神界の立ち直しを図らなくてはならない状況ということになっている。

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