14.北欧神話の秘め事

北欧神話の秘め事 十一

本来魔神の女が表に出るためには自然神になるしかない。

ましてや未来軸の先取りということになると、まともな形で出られるはずもない。

ヒツジヒメは魔神であればトップ筋のスセリヒメをも従える形で女神の頂点に立つことができる。

そのためエイズ池から出ようとはしないのであるが、佐田体制の仕組みの光が当たってはどうしようもなかったのであろう。

半身(反身)の自然神になってでも表に出て、それなりの課題をこなさなくてはならなくなっていったのである。

そして七月十二日(火)にはガニメデの二段目まで上がってきたのであるが、そこから上には登り切れず、七段目との間を行ったり来たりしているとのこと。

レア化する木星まではなかなか上がれないらしい。

そのレベルは便所神のレベルで、ヒツジヒメは孫のスサノヲと、クニトコタチは同じく孫のキクリヒメとセットを組むのである。

おぞましいことに彼らの親族の中にはその筋の孫がいて、両者そちらとくっついているのだそうである。

そうした色地獄の仕掛けを打破することができずにいるわけであるが、その形は北欧神話組にとっては水星の未来軸に当たるものである。

その課題を地球レベルでこなせれば、仕組み潰しの呪縛をほどくことができることにはなるのだが。

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