フレイアは絶世の美女とされているが、自然神のコノハナサクヤヒメということになるわけで、こちらの場合は白魔神扱いということになる。
シグネバアヤは残念ながら黒魔神と言うことにならざるをえないが、色地獄の底でうごめいている領域では何が何だかわからない混ぜ物でしかない。
バアヤになった途端に彼女はガニメデの三十段目にまで上昇したが、仕組みを理解するに従って少しずつレベルが上がっていった。
しかしこちらの言う事を聞かずにえらぶるので、陰の行政府の長だとしても、旧体制的には所詮エイズ池の主でしかなく、
病気の女王でしかないと言っても言う事を聞かないので、逆らうと底まで落とされてエイズ池の主になるしかないと諭さなくてはならなかった。
バアヤとしては使い物にならないからである。
そうしたことが家族がらみで続いていったが、男たちは信用しきれないせいか、
オーディン、トール支配の男による伏魔殿神話の影響が強いためか、なかなかこちらになびかないようだった。