三月二十一日(月)、縄文の仕組みの最後の四番目がほどけた。
六の六台の中心はじめ宇宙である縄文に、仕組みの秘め事があって、その謎を解かない限り仕組みを進めることができない設定になっていた。
それは仕組みを潰すための封じ込めの仕掛けであり、地球に四か所の呪縛がかけられていた。
トルコに一つ、ハイチに一つ、トンガに一つ、そこまでは報告しておいたが、
最後の一つは日本にセットされていることもあり、下手をすると噴火とか地震の恐れがあったため、わかっていたその場所も報告しないようにしていた。
ところが縄文が魔神体制であり、それを隠す設定がしてあり、それを解明して魔神の正体を暴くと、それが地球人類現場に現れて大災厄が巻き起こされてしまう恐れがあった。
だからといって仕組みの仕事をやめるわけにもいかないため、できるだけ早くその課題をやり終えてしまう必要があった。
そうした事情もあって、その課題を早めに進めようとして手探りをし始めたのであるが、仕掛けがしてある御嶽山が噴火するのではないかとの危惧がやまなかった。
御嶽山に関しては佐田の第一番目の親神が発動したところであり、死火山とされていた山で大噴火や大地震が起こり、富士山噴火の前触れではないかと騒がれてきてもいる。
実際富士山の身代わりということのようではあるが。
そうしたこともあって、縄文の仕掛けをほどくとまた噴火するのではないかという恐れがあったため、様子を見ているしかなかった。
ところがロシアなどの魔神体制の動きが激しくなるばかりなので、それを乗り越えるために縄文の課題を早めに推し進めることにしたのであった。
それは武田信玄公とそのセット女のひかりさんを、宇宙公園に祭り上げてしまう試みであった。
縄文宇宙の代表が武田信玄公であり、そのセット女がひかりと言う方であることはとっくに報告済みであるが、
仏界どまりだし、封じ込められた甲府の武田神社から出られない状態が続いていたため、こちらが強引に宇宙公園に祭り上げることにしたのであった。
縄文の宇宙公園には黒と白の二つの星があったが、宇宙の代表が立たないのではお話にならないので、能力のあるメンバー方にお願いして神行に取り組んできたのであった。
そのようにいろいろと手を打ってきたのであるが、肝心の武田信玄公とひかりさんが立てないままであり、どうしたものかと思案し続けてきたが、
縄文の呪縛がほどけるとその都度だんだん楽になると言われたので、それならということで総合先導役の特権で、お二人を宇宙公園に祭り上げたのであった。
時期尚早で銅像としてでしかなかったのだけれども。
それで御嶽山の呪縛がほどけたのであった。そしてめでたくお二方は神界の神として復権復活されたのであった。
噴火はとっくの昔に佐田がやっていたということのようであり、その心配はなくなったけれども、縄文の魔神の仕組みが躍動することになってしまった。
魔的なプーチンロシアが大活躍し続けることになって、ウラル山脈を挟んで白と黒のせめぎあいがさらに激しくなったからである。
しかしそれは経過として止むを得ないことであり、仕組みで黒と白のバランスを取る事さえできれば、最悪の事態とはならないはずである。
この巻頭言は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。