02.求道のあかし

求道のあかし 平成30年6月1日 

平成天皇の退位が決定され、一年後に皇太子に皇位が移譲されることになった昨今、比較的穏やかな進行となっていることはめでたいことではあるが、異次元的な仕組みの立場から見ると、多少の乱れが生じていることを報告しておかなくてはならない。

 

日本の天皇家は元宇宙の物質世界に置かれた行政府であって、日本で取り組まれている人間の仕組みに深いかかわりを持っている。そのことは物質世界だけの問題ではなく、神界を始めとした異次元との調整も不可欠な要素を含んでいる。

 

仕組み的に崩れていた天皇家を正常化するための仕事をさせられたこちらにしてみると、それが崩れるということは今後の課題がこなせなくなる恐れが出てくるため、見逃すことのできない大問題となってくる。

 

大元系の明治天皇から元宇宙系の正系に戻す働きをさせられて、それが無事成し遂げられてから五年になる。その間常に安泰であったとは言いがたく不安が常につきまとっていた。

 

時間が経てば安定する、安泰してほしいと願ってきたのであるが、まだまだ不安がつきまとう。潰されることはないとは思うけれども、予断を許さない仕組み潰しの現状がある。

 

潰れた場合どうするか、あるいは潰れる前にどうするか、そんなことを考えさせられる段階に入っている。

 

もう一つの大事は、靖国グループの一角が既に崩れているところで、それをどう立て直すかが問われている。五十名の内の三名(男一、女二)が現段階で仕組みから脱落してしまっているのである。

 

かなり以前からその不安定さは知らされていたけれども、みんなで一生懸命支えているとのことだったので安心していたのであるが、ここまできてあまりの仕組みの厳しさに堪え兼ねて、役目を投げ出してしまっているとのこと。

 

そしてもはや復帰は難しいところまで来ているということになると、そのほころびを修復しなくては今後の天皇家が危なくなってしまう。

 

天皇家の世代交代に傷がつくことは今後の日本、仕組みの中心である世界の縮図の立場に歪みが生じてしまう。

 

日本の天皇家はまだ先の先までの課題が残されており、それをとどこおりなく努め上げなくてはならない使命がある。

 

世界の乱れが日本に反映し、その乱れに巻き込まれて立場を忘れ、役目を投げ出して崩れるときは、再びかっての大戦の悲劇を繰り返さなくてはならない。

 

それだけは避けなければならないし、まともな働きが成し遂げられるように周辺を整えていかなくてはならない。異次元の旧支配体制は仕組みを食い潰し、人類を破滅に導こうとしている。

 

宇宙の機械体制は新興し続けている科学や科学者を動かして、古くて歪んで腐れ果てた機械生命体やその宇宙を温存しようとし続けている。

 

自然の本来の生命体の復活を目指し、長い時間をかけてここまで仕組みを織り上げてきた我々にしてみれば、ここで崩れてしまっては今までの努力が無意味になってしまう。

 

最近旧体制の宇宙組織よりも仕組みの源回帰組のほうが強くなって、その立場が交代したと言われている。

 

しかし果てしもないゴミ捨て場や廃墟が続いている現状では、まだまだ完全回帰の目標を達成することは困難である。

 この巻頭言は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。




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