https://plaza.rakuten.co.jp/saday123/diary/201707030000/
悪役ロキ大神はセット女であるブリュンヒルデを連れて、ティタン神族組に出向いて仕組みの課題を努め始めた。最初は総合先導役佐田のあまりの突拍子もないやり方に戸惑いが大きかったようである。
しかし自分の組の北欧魔女組の正常化がお手上げになっているし、現状のままでは正常化の手がかりさえつかめないということであれば、試してみようといった感じでの取り組みであった。
最初は無理ではないかといった反応であったが、十組全体の再調整が進むにつれて、次第に手ごたえがつかめてきたらしく、やれるという確信のある返答がもらえるようになってきた。
もっともそうした反応は新しい任地に出向いた新メンバーが同様に抱いた思いであったのは、旧体制側の反発が大きかったからでもあったのだろう。
しかしその反応が本来の神であったり、先祖神である場合はまだやりやすかった。宇宙公園化している現場で直接活動できるからで、
三分の一の正統派と共に新しい神界を作り上げていく、その喜びや満足感は仕組みメンバーにとっては何物にも代えがたいものだからである。
そんな感じで調整は進んでいったのであるが、興味深かったのは大活躍していた代表神が抜けたブラザーフッド組であった。