イエス神行の完了に伴って、イエス大神に対する佐田賞の授与式が十月二十四日に太陽系の開ける星で行われた。
今回の授賞式は当然の行事ではあったが、妨害が激しくて実現できるかどうかは危ぶまれていた。
周辺が激しく掻き回されて動揺していたし、仕組みの展開も忙しかったからである。
しばらく間を置いて落ち着いてからにしようという話にはなっていたが、何時になるかわからないというのも佐田賞としての立場がないので、こちらと切り離す形での授与式となったのだった。
その背景には宇宙を支配する鵺体制の仕組み潰しの仕掛けがあって、その仕掛けが崩されたことに対しての反発があることは明白なことで、それとの戦いが今後はさらに大きくなることが予想される。
それはイエス神行のみではなく、キリスト神行とか、天皇家神行ばかりではなく、釈迦や老子、あるいは徳川家康といった大物の神行が進行し続けているからである。
そのほかの先祖方の仕組み神行も順次完了へ向かって動いており、その動きは大きな潮流になって流れていると言ってもいい。
これは仕組みにとっては喜ばしいことではあるが、取り組んでいるメンバーにしてみれば、相当厳しい課題になってのしかかる現実でもある。
しかしこの流れは宇宙進化の現実でもあるので、これを受け入れて取り組む必要がある。
その宇宙進化は仕組みの位相拡大を伴っているために、仕組みメンバーの課題は予測のつかない難題となってのしかかってくる。
その段階はゴミ捨て場宇宙のコピー系の現場から、妖怪宇宙の代用系へと拡大し、さらには鵺宇宙の派生系へと発展していく。
それは旧体制宇宙が拡大して成長を遂げた領域であるが、天然自然の宇宙世界とは違った機械性のものであるばかりではなく、壊れて狂ったヘドロ状の生命体でしかない。
それを正常化に向けて進化発展させるための活動が仕組みというものであるが、その動きは我々人間世界の時空感覚からすると、とてつもなく大きなものであって、簡単に扱うことができる性質のものではない。
そこに仕組みの難しさがあるわけであるが、少しずつ進行し続けていることがわかる状況にはある。
しかもその進化の過程をリードしている先頭組に我々の宇宙世界があることは、仕組みに取り組んでいる者にとっては大きな救いとなっている。
我々仕組みの会が取り組んでいる宇宙浄化宇宙変革の課題は、ここに来て機械妖怪の代用系レベルから、鵺の派生系レベルに拡大した。
その過程は過去からの長い積み重ねがあってのものであるが、現段階での地道な積み重ねがあってできたものである。
そのことは仕組みの会の活動を続けてきた会員には自明のことではあるのだろうが、その陰には我々だけではなく、地球の全メンバー、あるいは先祖方の多大な努力があることも忘れてはならない。
仕組みはこれからさらにレベルを上げて進化し続けていくことになる。
それは仕組みメンバーにとっては終わりのない旅のようなもので、長く苦しい戦いとなるとしても、投げ出さずに取り組み続けることが必要である。
この巻頭言は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。