今年もまた富士山創造の森での仕組みの会の研修会の季節がやって来た。今年で五年目になるが、ここに来て今までとは違う展開になってきている。
創造の森には仕組みの会向けの特別なエネルギーが張り巡らされていた。それは仕組みの先導役である佐田に約束された、異次元回路の課題があったからである。
ところが今年からはそれが無くなることになった。守られるための約束ではなく、たぶらかしの約束であることの確認ができたからである。
それは日本に封じ込められて世界に出られない先導役に対して、異次元の回路を使って出掛けさせ、仕組みの課題をこなさせるといった持って行き方で、こちらに対応させるといったものであった。
そう思い込ませてハメ手を使う、そのことはとっくの昔にわかっていたことではあるが、夢を見るような楽しみがあったことから、今までそのままにしてきたが、ここに来て待つ限界が来てしまったのだった。
だからといって仕組みの会の世界神行の課題が変わるわけではない。むしろさらに発展していくことになると言わなければならないほどの展開になっている。
今の仕組みの会の研修会は、以前の大祭とは違って求道とか修練が目的ではない。一定のレベルを超えた会員によって取り組まれる仕組みのための研修会なのである。
仕組みの会は、最近では新入会員もほとんどなくなり、仕組みに取り組むことができるようになり続けている、求道の成果をあげた古い会員で構成されている。
光の会を仕組みの会に切り替えたのもそこに意味があるのであって、そういう意味では今回の研修会は新生脱皮した最初の催事であるとも言えるのである。
佐田の異次元の拠点のすべても同時に解消されているが、そのことは無くなったということではなく、日本や地球や太陽系に拠点が移ったことを意味している。
個人的なものがより普遍的なものに発展していることになるのである。そのことは長い間仕組みに取り組んできた先導役でなければなかなかわかりにくいと思われる。
その背景を説明することは難しいことではないけれども、受け入れてもらうことが難しい内容になってしまう。
そのためにあまり報告もしてこなかったけれども、元々この太陽系には初期の頃より仕組みの先導役である佐田のエネルギーが注ぎ込まれているのである。
なぜそこまでのことをさせられ、それが有効に働くのか自分でもわからなかったのであるが、ここに来て仕組みの背景の奥が見え始めて、ある程度理解できるようになってきた。
往路から復路へと長い宇宙生活を仕組みがらみで続けてきているグループが表に出てきたからである。
それを佐田グループと言っているのであるが、そのグループを中心にした完成宇宙が構成されて仕組みは大きく発展した。
今回の創造の森での研修会もそこらあたりを踏まえて取り組む必要がある。
太陽系には仕組みの中心があって、全宇宙の仕組みが投影されているので、太陽系の基本的な一つの宇宙だけに限定して浄化活動をするだけで、当面の目的は達成できる構造になっている。
その原則を忘れないで、あまり無理をしないで取り組んでほしいと思います。
この巻頭言は「光泉堂だより」に毎月掲載しているものです。