http://saday567.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/f-9991.html
昭和天皇組やキリスト組が仕組みの課題を自力でこなせないのなら、佐田と共同でやることはできないのだろうか、そう考えて確認してみたところ可能であるとの応答があった。
総合先導役の佐田は既に仕組みの課題をこなし終えており、これ以上人類の仕組みに直接かかわってはならなくなっている。
そればかりか「仕組みの会」の事務所からも追い出されて、自宅に封じ込められている。自宅が本部だからそれでもかまわないのであるが、外にも出られない状況が続いている。
先祖方に仕組みの課題がこなせないのであるならば、依頼主である先導役が介添えすべきだろうということで、昭和天皇組の場合は中断させられている護国神社参拝行の継続、キリスト組の場合は皇居東御苑散策、という形での補佐行をすることになった。
キリスト組のこちらの課題がなぜ皇居なのか、ほかに適当な場所はないのか、と何度も確認したのであるが、そこでしか調整できないと言われてしまった。
何はともあれ仕組みの課題がらみであったとしても、それで外出できるのであればそれにこしたことはない。
そのついでに自分の何事かをすればいいのだからと喜んでいたところ、その課題をこなすためには肉体的な困難を乗り越えなければならない、という難題がからまり始めた。
老化に伴う肉体の不具合は常日頃のことではあるけれども、仕組みがらみで外出するためには、強烈な身体の難儀を克服しなければならないのだった。
やむを得ないのでそういう課題に取り組んでいるうちに、マレーネ・デートリッヒ周辺の変事が巻き起こったのであった。
ムッソリーニはキリスト組の陰に隠れて見えにくいのであるが、彼の周りにも女のからみがあるのではないかと異次元に確認をとってみても、あるけれども今はまだ言えないと隠されてしまう。
物質現場でじかに資料に当たっている余裕がないので、マレーネのように時期を待つしかない。
そうこうしているうちに仕組み宇宙のメンバーが疲れ果ててしまうという事態が発生してしまった。
本来は宇宙のメンバー側にある課題を、先導役がこなそうとしているところに問題があったからであろう。
六台の佐田組が休眠室に入って五年ほど休みたいと言い出したのである。