月例会が終わった後になって、また仕組みが大きく展開することになった。
月例会では4月の新年度から「光の会」という会名を「仕組みの会」に替えて、心機一転をはかる展開になっているという話をした。
佐田グループの出現とともに新しい動きが出ているので、事務所を東京に戻してそれに対処する気持ちになっているとまで話したのであるが、それがやらせて潰すハメ手であることは、一週間もしないうちに明らかになってしまった。
高揚し過ぎる思いであったので警戒していたのではあるが、みごとにハメられてあっという間にその気が失せてしまった。
事務所は一生懸命東京の事務所と佐田の自宅のマンションを探してくれたのではあったが、それは多分御破算になると思われる。
東京で活動する利点は当然あるし、今の上尾の自宅に強烈に埋め込まれる呪力には反発も強いので、まだまだ責めぎ合いは続くと思われるけれども、月例会段階での高揚感は現段階では消滅している。
しかし会名変更は決定事項であるので「光の会」は今月までで終了し、4月からは「仕組みの会」として再出発することになる。
会報も「光泉堂だより」に戻すことにしている。有限会社の光泉堂はそのまま続けることになるので、さほど大きな変化とは言えないけれども、活動舞台となってきた「光の会」の衣替えをするということは、それなりの中味が伴っていなければ気分転換のみということになりかねない。
そういうことばかりでは替える意味があまりないけれども、その変化の背後には、それなりに大きな変化が起こっていることは間違いない。
それは佐田グループが出現したことともかかわりがあり、そこから仕組みが大きく変化していく展開になっているものでもある。
そしてそのことが今年の「創造と変革」のお言葉の意味するものでもあろうと思われる。それぐらい大きな変革が仕組みレベルで巻き起こってきたのであるが、その点に関してはもう少し時間をかけて確認作業を続けなくてはならない。
それは今まではあり得ないとされてきた大きな変化であるために、これまでの予定や計画が一変してしまう驚異的なものだからである。
長い間仕組みにたずさわって調整し続けきた形が変わるということは、土台となっていたものが崩れる恐れがあるため、危険極まりない現象であるとも言えるのである。
一見すると仕組みの発展進化のようには見えるけれども、下手をすると今まで積み上げた成果が台無しになり、すべてが無意味なものになってしまう恐れもある。
それほど大きな変革なので、新しくて心の浮き立つ大躍進ではあっても慎重にならざるをえない。
再び東京へ戻って新しい展開に備えようとする動きに対して、上尾の自宅に封じ込めて埋めるというエネルギーのすさまじさは、仕組みの外からは見えないものである。
その両者の相克が今後の展開のベースとなると思われるけれども、それは今までにはないほどの大きなものであり、激しいものなので、こなせれば驚異的な動きには成り得ても、こなせなければ潰れてしまうという恐ろしいものでもある。
この巻頭言は「光の会だより」に毎月掲載しているものです。