02.求道のあかし

求道のあかし 平成27年2月1日

昨年の後半になって総合先導役である佐田靖治が所属していた本来の宇宙が現れ出てきた。

非常にレベルの高い領域に埋まっていたために情報すらなかったのであるが、仕組みがどんどん進んでいった過程で、やっとの思いでたどり着いた領域であった。

思いがけない出来事であり、喜ばしい感情が湧き上がってくるので、素直に往路の昔の仲間だと満足していたのであるが、それがとてつもない間違いであることがわかってきた。

その宇宙は生え抜きの旧体制で、佐田を徹底的にこき使ってきた悪逆非道の宇宙だったのである。

対極の正統派である佐田のエネルギーを徹底的に奪い取り、そのパワーで一定領域のトップの地位を確保していた宇宙であったらしい。

そうした宇宙でこき使われながらも佐田はめげることなくひたすらに正常化の浄化活動を続けていたと思われる。

その成果が十八台レベルというとてつもなく高い宇宙の地位だったのである。

それでいて仕組み活動を続けている佐田には何一つ与えられることはなく、旧体制組がすべてを奪い取って栄光の宇宙運営を続けていたのであった。

往路を生き終えたその宇宙は、復路に入っても正常化することはなかった。

その宇宙には三パーセントから三分の一ほどの正統派が存在していたが、三分の二の旧体制派は正常化しようとはしなかったらしい。

そのため仕組みで大貢献し続けていた佐田ほか一割ほどが、仕組み活動を渇望している宇宙に招かれて、本来の宇宙から五台レベルのこちら側に移行することになった。

それが脇華(ワキハナ)さんと呼ばれているスセリヒメ元宇宙であったわけであるが、その宇宙で五十回ほどの仕組み活動をし終えたあと、六台レベルのコトシロヌシ元宇宙に移行して現在に至っているということになるらしい。

この宇宙で五十回目の仕組み活動が進行しているわけであるが、ここまで来てやっと往路のレベルに到達したわけである。

往路での活動がいかに大きなものであったかがうかがわれる事実であるが、現在ではそのレベルをはるかに超え続けている。

にもかかわらず佐田の出身宇宙は旧体制のままである。正常化する意志はないらしい。

今の元宇宙には大元とハゲ元という体制の違う宇宙があるが、往路の宇宙にもその形がそっくりあるらしい。

佐田は大元の最初の宇宙の五番目の星で子供として生み出されている。

生殖器が他者に取り付けられているためもあって、今まで本当の親が誰であるかわからなかったのであるが、今後はそこらあたりの確認も取れるようになるかもしれない。

佐田はその大元宇宙からゴミ捨て場の元宇宙へ捨てられている。よほど邪魔な存在であったらしい。

出現した往路の宇宙は一期分ほどの大きなものなので、簡単に牛耳ることができるわけではないが、今後はそちらの過去に向かっての調整作業が続けられることになる。

既にその活動は始められており、その宇宙からさらに過去に遡る形での浄化活動へと進展していくことになる。

一割ほどの正統派が中心になるわけであるが、彼らのほとんどは佐田同様、潰れ形の混ぜゴミ体である。

この巻頭言は「光の会だより」に毎月掲載しているものです。




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