新しき御年を迎えましたお喜び
謹みまして申し上げます
時司ります大神でございます
御年の御名を
創造と変革の御年
と申し上げまして
御年のご活躍祈念申し上げます
時の神大神
佐田靖治御大師
平成二十七年一月一日
新年あけましておめでとうございます。
昨年中はお世話になりました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
本年は「創造と変革」の御名とのことですが、この表現には多少の戸惑いがあるようです。
以前にも「創造の年」という表現があったと思いますけれども、思い返してみますと、その年には創造と思われるようなことはあまりなかったような記憶があります。
そして今回のものも、創造と変革は昨年中に成されていたような感じがしております。
年があけて周辺の動向をうかがってみますと、創造と変革が推し進められていくというよりは、それを封じ込め押し潰そうとする働きばかりが目立つ展開となっております。
始まったばかりで結論めいたことを言ってみても仕方がありませんが、周りの動きがあまりにも激しいので、本年は逆にのんびり構えてみようかとも考えております。
創造や変革のためにがんばるというよりは、なまけて遊ぼうか、という気分になっている状態です。
相手はひねくれた妖怪、当たり前のことをやっているだけではいいようにやられてしまう。
「負けるが勝ち」「急がば回れ」そうした逆説で対応するぐらいでないと、とても太刀打ちできる相手ではない。
なにせ「後ろの正面だあれ」といった化け物なのである。はなから勝てる相手ではないし、必ずしも勝ちたいわけでもない。ましてや無源が背後に控えているとなればなおさら。
この巻頭言は「光の会だより」に毎月掲載しているものです。